【美しい有名俳句集 20選】春夏秋冬!!季語を含むおすすめ俳句を紹介!

 

俳句には四季折々の美しい風景を詠んだ句がたくさんあります。

 


 

今回は、美しい四季を詠んだ俳句20句選んで紹介しています。

 

リス先生
ぜひ、俳句作りの参考にしてみてね!

美しいおすすめ有名俳句集【春編 5選】

 

俳句仙人

「のっと」という表現が特徴的な俳句です。春を呼ぶ梅の香りに誘われて出てくる太陽という、牧歌的な風景を表しています。

俳句仙人

雪深い村でずっと家の中にいた子供たちが、雪解けと同時にわっと集まってくる光景が目に浮かびます。

【NO.3】与謝蕪村

『 曙の むらさきの幕や 春の風 』

季語:春の風(三春)

現代語訳:明け方の空の色はまるで紫色の幕を張ったようだ。春の風が吹いている。

俳句仙人

「春はあけぼの」を彷彿とさせる、紫がかったグラデーションの春の朝の色です。春の少し湿った風を感じます。

俳句仙人
最も有名な春の俳句の一つです。菜の花畑という地平を中心に、東西、日月という対比が光ります。

【NO.5】松尾芭蕉

『 しばらくは 花の上なる 月夜かな 』

季語:花(三春)

現代語訳:桜も咲いたことだし、しばらくは花の上に月がのぼる夜になることだ。

俳句仙人
花といえば桜です。月と花という春の夜の名物を歌い上げています。

美しいおすすめ有名俳句集【夏編 5選】

俳句仙人
季語が3つ重なる有名な俳句です。視覚・聴覚・味覚と五感に働きかける初夏の名物を歌っています。

【NO.2】井原西鶴

『 長持ちに 春ぞくれ行く 更衣 』

季語:更衣(初夏)

現代語訳:長持ちに春の着物をしまって衣替えをすると、春までも長持ちの中にしまわれて暮れていくようだ。

俳句仙人
暑くなってくると衣替えが必要になります。春物の服をしまっていくと、春の終わりを感じるのは今でも共通の感覚ではないでしょうか。

俳句仙人
五月雨を使用した有名な俳句です。梅雨の大雨で増水し、流れが早くなった最上川が目に浮かびます。

俳句仙人
暑い夏と冷たい川の水の対比、履物を手に渡る川遊びの風景が浮かんできます。

俳句仙人
立石寺で詠まれた有名なセミの俳句です。セミの声しか聞こえないほどしんと静まった山寺の音が聞こえてきます。

 

美しいおすすめ有名俳句集【秋編 5選】

俳句仙人

波の高い海、黒々とした島、空に輝く天の川と雄大な光景を歌い上げた有名な俳句です。

俳句仙人
夏の入道雲と違い、秋の雲は薄く流れていく雲です。雲の色や形から秋の訪れを感じます。

俳句仙人
子供を詠むことの多い一茶の代表的な俳句です。空を見上げて親にねだる子供の姿が浮かんできます。

俳句仙人
とても有名な秋の俳句です。柿という味覚と鐘という聴覚を同時に詠みつつ、秋の奈良を詠んでいます。

【NO.5】高浜虚子

『 一枚の 紅葉かつ散る 静けさよ 』

季語:紅葉かつ散る(晩秋)

意味:一枚の葉が紅葉しつつひらひらと散っていく、その静けさよ。

俳句仙人
鮮やかな紅葉を歌いつつ、静かに散っていく葉で秋の終わりを感じさせる句です。

美しいおすすめ有名俳句集【冬編 5選】

【NO.1】松尾芭蕉

『 木枯らしや 竹に隠れて しづまりぬ 』

季語:木枯らし(初冬)

意味:強く葉をゆらして吹いていた木枯らしが、竹林の中に吸い込まれると静まってしまった。

俳句仙人
強い風が竹林では分散されて静かになっていく、まるで防風林の中にいるような冬の初めの風景です。

俳句仙人
青々としていた山がすっかり枯れて、山肌に日が直に当たっている、冬の山を的確に詠んだ一句です。

【NO.3】北原白秋

『 ガス灯に 吹雪輝く 街を見たり 』

季語:吹雪(晩冬)

意味:ガス灯に照らされた吹雪がキラキラと輝いている街を見た。

俳句仙人

街灯が普及したことで表れた光景です。吹雪が街灯の光を反射して輝いている様子を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

【NO.4】杉山杉風

『 晴天も 猶つめたしや 寒の入 』

季語:寒の入(晩冬)

意味:空は晴れているが、なお空気は冷たいことだ。まだ寒の入りである。

俳句仙人

「寒」とは1月の最も寒い時期のことを言います。空は青く晴れ渡っているものの、吹く風が冷たい冬の情景です。

俳句仙人

前書きに寒梅とある句のため、俳句自体の季語は梅ですが冬の俳句とされます。

以上、美しい有名俳句集でした!

 

 

俳句仙人

春夏秋冬の美しい風景を詠んだ名句から5句ずつ選んで紹介してきました。
四季の風景を表す季語は他にもたくさんありますので、ふと目にした光景を詠んでみてはいかがでしょうか。