【8月の有名俳句 20選】すごく上手い!!季語を含んだおすすめ俳句作品集を紹介!

 

猛暑日が続く8月。

 

唸るような暑さであるからこそ記憶に残りやすい月でもあります。

 

過去の人々に習ってゆっくりと俳句を詠んでみたくなりますね。

 

趣味で書くという方以外にも、学校の宿題で俳句を書かなくてはならない人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、そんな方の参考になるような8月の季語を含んだ俳句をご紹介していきます。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

俳句に8月らしさを出す!8月の季語を知ろう

 

まず、俳句を書くにあたって「季語を使うこと」「5・7・5の17音にすること」の2つのルールがあることを覚えておきましょう。

 

5・7・5という短い文の中でさまざまな情景や心情を映し出す俳句にするには、作者が見たことをわかりやすく説明する必要があります。

 

その時に用いられるのが「季語」と呼ばれるものなのです。

 

季語とは日本にある春夏秋冬、いわゆる四季とよばれるもの。これらにはそれぞれ特徴があり、その特徴を表した言葉たちのことを言います。

 

リス先生
と、言われてもあまりピンとこない人も多いと思うから、8月の季語をいくつか紹介していくよ!

 

 

8月の季語【一覧】

 

花火 / 盆踊り /  浴衣  / 向日葵  / 八月 / 初秋 / 立秋 / 残暑 / 秋めく / 処暑 / 八月尽 /盆の月 / 秋の初風 / 初嵐 / 秋の雷 / 秋扇 / 終戦記念日 / 竿燈 / 墓参 / 送り盆 / 送り火 / 大文字 / 燈籠流 / 精霊舟 / 踊 / 風の盆 / 盆竈 / 盆綱引 / 盆休 / 盆節季 / 中元 / 三島祭 / 鰹の烏帽子 / 秋の蛍 / 蜩 / つくつく法師 / 蜉蝣 / 鈴虫 / 松虫 / 刺虫 /木槿 / 芙蓉 / 山茱萸の実 / 桃の実 / 棗の実 / 桐一葉 / 秋の芽 / 桐の実 / 臭木の花 / 山椒の実 / 秋桑 / 楤の花 / 蘡薁 / 山葡萄 / 野葡萄 / カンナ / ジンジャーの花 / 朝顔 / 夜顔 / 仙翁花 / 模様莧 / 鬱金の花 / 落葵 / 鳳仙花 / 秋海棠/ 女郎花 / 男郞花 / 水引の花 / 苔桃 / 釣船草 / 矢の根草 / 大文字草 / ぬめり草 / 鼠の尾 / 点突草 / 星草 / 草牡丹 / 松虫草 / 露草 / 弟切草 / 蓼の花 / 赤のまんま / 溝蕎麦 / 茜草 

 

 

これらの言葉を聞くと8月又は夏を思い浮かべませんか?

 

リス先生
このような言葉を使うことで、作者の見たもしくは周りにある状況などをわかりやすく伝えることができるよ!

 

8月の季語を使った有名俳句集【10選】

竹, 森林, 自然, 緑, 植物, アジア, 日本, 庭, 成長, ジャングル, 木材, 草

 

それでは早速、8月の季語を使った有名な俳句集をご紹介していきます。

 

【NO.1】正岡子規

『 涼しさの 腹にとほりて 秋ちかし 』

季語:秋近し

意味:涼しさをお腹に感じて秋が近いなぁと感じた。

俳句仙人
涼しさを感じる8月の終わり。もうすぐ秋が来るんだなぁと感じるのは季節がある日本だからこそなのかもしれんのう。

 

【NO.2】山口青邨

『 咲きつづく 朝顔市の 朝顔よ 』

季語:朝顔

意味:ずっと前から咲き続く朝顔市の朝顔だ

俳句仙人
江戸時代から続いてると言われている入谷朝顔祭りのことを朝顔市と呼ぶのじゃ。その祭りの歴史と、並ぶ朝顔の美しさをよんだ美しい一句じゃ。

 

【NO.3】久保田万太郎

『 へなへなに こしのぬけたる 団扇(うちわ)かな 』

季語:団扇

意味:あまりの暑さに使いこなされたへなへななうちわがある

俳句仙人
8月の暑さをしのぐ道具である団扇。あまりの暑さに団扇も大活躍でへなへなになってしまったのじゃろう。

 

【NO.4】日野草城

『 白玉の 雫を切って 盛りにけり 』

季語:白玉

意味:白玉を洗った水を切ってお皿に盛り付ける。

俳句仙人
白玉粉で作る白玉は簡単にできて美味しいスイーツ。外見もどこか涼しげで夏には思わず作ってしまうのう。

 

【NO.5】原 石鼎

『 うつし世に 妻はきよけし 夏の月 』

季語:夏の月

意味:この世に妻を明るく照らす夏の月がある。

俳句仙人
夏の月で輝く妻はそれはそれは綺麗だったじゃろう。思わずため息が出るくらい美しい一句じゃ。

 

【NO.6】永田耕衣

『 墓を去る 時に笑ふや 墓参り 』

季語:墓参り

意味:墓参りをした後墓を去る時に墓に向かって笑う。

俳句仙人
お盆に行く墓参り。ご先祖様に向かってまたねと笑う作者の優しい笑顔が浮かんでくるのう。

 

【NO.7】富安風生

『 八月の 桜落葉を 掃けるかな 』

季語:八月

意味:八月に桜の葉の落ち葉を掃けている。

俳句仙人
桜の木から落ちる落ち葉を懸命に掃いている作者の様子が見えるぞぉ。秋の始まりをしみじみと感じている句じゃ。

 

【NO.8】山口誓子

『 紅くして 黒き晩夏の 日が沈む 』

季語:晩夏

意味:暗くなるのが早くなった晩夏の頃、暗い空を赤くしながら日が沈んでいる。

俳句仙人
日が沈んでいくところだけ赤く染まる幻想的な風景に心が打たれるのう。

 

【NO.9】加藤暁台

『 美しや 月の中なる 盆の人 』

季語:盆

意味:美しいな。月が出た盆の夜にお供えや精霊船を流す人々は。

俳句仙人
お盆の夜は灯篭などで明るくなり、ご先祖様を思う人々の姿も美しく映ったのじゃ。

 

【NO.10】阿波野青畝

『 てのひらを かへさばすすむ 踊かな 』

季語:踊

意味:手のひらを重ねながら進む盆踊りかな。

俳句仙人
夏祭りなどで行う盆踊り。最近ではあまり見なくなったが、やはり日本の夏といえば盆踊りじゃな。

 

こんな俳句もある!オリジナル俳句集【10選】

猫, 日本, 動物, 子猫

 

上にあげた有名な俳句以外にも、様々な人が書いたオリジナルの俳句も存在します。

 

ここでは、参考のために一般の方が作ったオリジナル俳句も10つご紹介していきます。

 

【No.1】落ちる火を 惜しむ線香 花火かな

季語:線香花火

意味:線香花火の火の玉が落ちることを惜しんでいる。

俳句仙人
花火の締めにやる線香花火。最後まで日が残ると願いが叶うなんてことも言われておったのう。

 

【No.2】妻は絹 我れは木綿や 冷奴

季語:冷奴

意味:妻は絹豆腐で自分は木綿豆腐で冷奴をつくる。

俳句仙人
それぞれの好みに合わせて冷奴を楽しむ夫婦の姿が浮かんで、とても微笑ましい気持ちになったぞぉ。

 

【No.3】ふる里の 小さくなりし 踊の輪

季語:踊

意味:ふるさとの盆踊りの輪は年々小さくなっている。

俳句仙人
夏の風物詩である盆踊りも年々若い子供が踊らなくなり輪も小さくなる。少し切ない句じゃ。

 

【No.4】なほ残る 暑さ日暮の アスファルト

季語:暑さ

意味:日暮れのアスファルトに暑さがなお残っている。

俳句仙人
夏の暑さは日が落ちても残っておる。それを日暮れのアスファルトと表現しているところに感動したぞぉ。

 

【No.5】庭花火 匂い残して 闇戻る

季語:花火

意味:夏の夜、庭で花火をした後に匂いだけを起こしてまわりは真っ暗闇へもどった。

俳句仙人
花火が終わった後の独特な匂いと、闇が戻った時の少し切ない感情をまとめた素敵な一句じゃ。

 

【No.6】律儀にも 炎暑の中に ポスト立つ

季語:炎暑

意味:炎暑の中、律儀にポストが立っている。

俳句仙人
唸るような暑さの中、ポストは同じ場所でずっと立っておる。その様子を律儀と呼んでいて可愛らしいのう。

 

【No.7】人の世は 花火のやうな 夢ばかり

季語:花火

意味:この世にいる人たちが望む夢は花火のように明るく鮮やかに散りやすいものだ。

俳句仙人
人が願う夢を花火の華やかさと儚さに例えてよんだ美しい句じゃ。

 

【No.8】風鈴を 吊るや飛びつく 風のあり

季語:風鈴

意味:風鈴を吊るとすぐに風鈴へと風が吹いてまるでありのようだ。

俳句仙人
風鈴は微かな風でも感じると揺れて音を奏でる。これを風のせいにして風のありと例えているところに作者の遊び心が出ていて素敵じゃ。

 

【No.9】八月尽 閉店告げる 百貨店

季語:八月尽

意味:8月の終わり、閉店を告げる百貨店がある。

俳句仙人
夏の終わりと共に閉店する百貨店。作者にとっては思い出のある百貨店だったのじゃろうか?夏の終わりの切なさを閉店する百貨店で表現しているところに心を打たれたぞぉ。

 

【No.10】悩むより 今日を生きよと 蝉鳴けり

季語:蝉

意味:未来のことを悩むよりも一週間しか命のない蝉が今日を一生懸命に生きろと泣いている。

俳句仙人
人間は未来に不安を感じて悩んでしまいがちじゃ。しかし、人間も生き物なので命はいつか尽きてしまう。悩む人間に対して蝉が一週間という短い命でも懸命に今日を生きているんだということを鳴きながら証明してくれておる。未来に不安を抱きながら生きていくより今日を一生懸命に生きてみてはどうじゃろうか。

 

 

以上、8月の有名俳句とオリジナル俳句を20選でした!

 

俳句仙人
8月は夏祭りやお盆があったり、なにかと忙しい月である反面、猛暑日が続いたりすると何もしたくなくなる季節でもある。そんな時にはひんやりした床に寝転がりながら、もしくは風通しがいいベランダで俳句をよんでみてはいかがじゃろうか?

リス先生
普段生活をしている風景の中に新たな発見が出来たり、日常生活に物語を添えてくれるよ!
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