大晦日はたった一日ですが、人それぞれに様々な思いがある時でもあります。
学生さんの宿題で俳句を詠む方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
そこで今回は、『大晦日』のおすすめ有名俳句【20句】と面白い一般俳句作品【30句】を紹介していきます。ぜひ俳句作りの参考にしてみてください。
リス先生
ちなみに、大晦日を示す季語には【大三十日(おおみそか)/大年(おおとし、おおどし)/大歳(おおとし、おおどし)/大つごもり/除夜(じょや)】などがあるよ!
俳句作りの際は下記の記事が参考になるから、チェックしてみてね!
小・中・高校生向け!!大晦日の俳句【有名俳句20選】
【NO.1】西東三鬼
『 切らざりし 二十の爪と 除夜眠る 』
季語:大年(暮)
現代語訳:大晦日の夜だけども、手足の爪を切ることなく眠ったよ。
俳句仙人
大晦日だからと特別なことをすることなくいつも通り過ごした様子が思い浮かびます。気づいたら大晦日だったということはありませんか?昔の人も同じ感覚を持っていたことに気づかされます。
【NO.2】池西言水
『 大年の 富士見てくらす 隠居かな 』
季語:大年(暮)
現代語訳:自分の年末は富士山を見て過ごしているご隠居だなあ。
俳句仙人
隠居とは仕事から退いてのんびり暮らす人のことです。家族が掃除しながら「おじいさんはそこでゆっくりしてて」と言っているような雰囲気です。とてものんきな様子が伝わります。
【NO.3】川端茅舎
『 大年の 常にもがもな 弥陀如来 』
季語:大年(暮)
現代語訳:大晦日に「いつも阿弥陀様のようでいたいよ」と阿弥陀さまに願ったことだ。
俳句仙人
忙しい年末はイライラした気持ちになりがちです。年の瀬のお参りで穏やかな阿弥陀さまを見ると、「来年こそはこうなりたい」と反省と抱負が思い浮かんでしまいます。立てた目標に対して、年末に「できなかったけど来年こそ!」と思う気持ちが感じられます。
【NO.4】正岡子規
『 漱石が来て 虚子が来て 大三十日 』
季語:大三十日(暮)
現代語訳:年末の挨拶に友人の夏目漱石と高浜虚子が会いに来てくれた。
俳句仙人
大晦日の忙しいときに、子規の親友でもある二人が訪ねてきた嬉しさが感じ取れます。子規は病弱だったため、友人たちの顔が見られることが楽しみの一つでもありました。子規のウキウキした気持ちがストレートに表現されています。
【NO.5】山口誓子
『 除夜の鐘 吾が身の奈落 より聞ゆ 』
季語:除夜の鐘(暮)
現代語訳:除夜の鐘の音が自分の体のなかでも見えない底の方から聞こえてくる。
俳句仙人
除夜の鐘は悩みや欲を追い払うものと言われています。作者は体の中から聞こえる気がするほど、大きな鐘の音を聞いた様子が伝わります。そのような音だから、作者は隠れた悩みや欲を消していく引き締まった気持ちになったことが感じられます。
【NO.6】井原西鶴
『 大晦日 定めなき世の さだめ哉 』
季語:大晦日(暮)
現代語訳:何が起こるかわからない無常な世の中でも、今年も決まって大晦日を迎えた。
俳句仙人
災害があったり悲しいことも多かったりする世の中です。しかし大晦日は「来年はいい年になる様に」と全員が願い清算し迎える珍しい日です。大晦日は昔から一区切りつけることができる特別な日だと気づかされます。
【NO.7】日野草城(ひの そうじょう)
『 韋駄天の 後姿や 大三十日 』
季語:大三十日(暮)
現代語訳:大晦日は韋駄天の後ろ姿が見えていることだよ。
俳句仙人
韋駄天(いだてん)はとても早く走る神様のことです。せわしなくあっという間に過ぎる12月ですから、大晦日は気が付けば俊足の神様の後ろ姿しか見えなくなっているように感じます。師走の名前の通り、大忙しの様子が描かれています。
【NO.8】石田波郷
『 いと遠き 除夜の鐘あり 療養所 』
季語:除夜の鐘(暮)
現代語訳:療養所にいると、とても遠いところから除夜の鐘がする。
俳句仙人
病気だった作者がベッドに横たわりながら鐘の音を聞いたのでしょう。病と闘う身でも、年の瀬を迎えられてほっとしながらも、遠くでしか聞けない現実を作者は感じていることが伝わってきます。
【NO.9】水原秋桜子
『 海老跳ねし 厨(くりや)の音か 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
現代語訳:除夜の鐘が聞こえているなかで、エビが飛び跳ねた音は台所での音だな。
俳句仙人
厨は台所のことです。年末から用意を始めるおせち料理ですが、活きの良いエビが準備されていたのでしょう。バタバタと動く音が新年を迎えるおめでたさを感じさせます。とても風流な俳句です。
【NO.10】小林一茶
『 大山の 天狗が撞くか 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
現代語訳:大山にいると言われる伝説の天狗が除夜の鐘をついているのだろうか。
俳句仙人
どこからか聞こえる除夜の鐘は伝説の天狗がいることを思わせます。音だけしかわからない除夜の鐘(お寺)と姿の見えない天狗をかけ合わせた面白い俳句です。
【NO.11】高浜虚子
『 大晦日 ここに生きとし 生けるもの 』
季語:大晦日(暮)
現代語訳:大晦日を、今生きているものすべてが迎えている。
俳句仙人
大晦日はどんな人であっても、生きていれば迎えることができるイベントです。「生きとし生けるもの」とは平安時代の歌人である紀貫之が使った言葉です。うんちくを使うことで、辛いこと苦しいことがあってもおめでたいことは必ずやってくると作者が言っているようです。
【NO.12】飯田蛇笏
『 父祖の地に 闇のしづまる 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
現代語訳:山に囲まれた静かな場所で迎えた大晦日は、父や先祖の声が聞こえるようだ。
俳句仙人
故郷が里山や都会ではない場所にあると、夜は非常に静かです。明るい繁華街はないですし、夜は家でゆっくりする人がほとんどです。大晦日であれば外は一層静かで暗く、家は一家団らんの時間になります。そういった風景を体験した作者ですから、派手さはないが故郷を大切にしようとする、作者のしみじみとした気持ちが伝わります。
【NO.13】小林一茶
『 どこを風が 吹くかと寝たり 大三十日 』
季語:大三十日(暮)
現代語訳:大晦日でも何を言われても全然気にならないから寝るぞ。
俳句仙人
大晦日だからと言って、様々な事情で神妙になれない人もいるかと思います。その状況では、大晦日でもすねてしまいたくなります。ワイワイと騒ぐより布団で寝たほうが幸せだと感じる、作者の飾らない気持ちが感じられます。
【NO.14】山口青邨
『 おろかなる 犬吠えてをり 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
現代語訳:夜中の除夜の鐘にまぬけな犬がびっくりして吠えていることだ。
俳句仙人
作者は煩悩の数だけ鐘をつく理由がわからない犬は幸せ者に見えました。人間以外の生き物の方が自然に生きています。おろかは「馬鹿だ」ではなく「欲がない方がいいよ」という作者の思いが隠れています。
【NO.15】今井千鶴子
『 大年の 東京駅に まぎれをり 』
季語:大年(暮)
現代語訳:大晦日の人が大勢いる東京駅にまぎれこんでいたよ。
俳句仙人
大晦日は買い物をする人や帰省をする人、商売をする人と大勢の人でにぎわいます。特に人が行き交う東京駅にいると、自分もその一人だとこの句は気づかせてくれます。年末らしい人込みの様子が浮かびます。
【NO.16】村上鬼城
『 俳諧の 帳面閉ぢよ 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
現代語訳:俳諧のための帳面を閉じなさい、除夜の鐘が鳴っている。
俳句仙人
大晦日まで俳句作りに勤しんでいた作者も、除夜の鐘が鳴り始めて年明けへのカウントダウンが始まったことで帳面を閉じています。年明けを迎えたらまた開いて年始の句を詠むのでしょうか
【NO.17】阿波野青畝
『 大歳や 門掃き直す 人の声 』
季語:大歳(暮)
現代語訳:大晦日だなぁ。門を掃き直している人の声がする。
俳句仙人
大晦日を迎える前に大掃除をしたけれど、もう一度入念に掃除をしている人を詠んだ句です。「人の声」とあるのでご近所さんや通りかかった人と話をしているのかもしれません。
【NO.18】日野草城
『 われひとり きくやラヂオの 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
現代語訳:私は一人ラジオから聞こえる除夜の鐘を聞いているのだ。
俳句仙人
テレビなどで除夜の鐘が鳴らされる様子を実況している番組があるので、どのような様子かは想像しやすい句です。近くにお寺がないのか1人でラジオに耳を傾けている静謐な時間が過ぎていきます。
【NO.19】星野立子
『 吹き晴れし 大つごもりの 空の紺 』
季語:大つごもり(暮)
現代語訳:風で雲が吹かれて晴れた大晦日の紺色の空だ。
俳句仙人
曇っていた空が強風で雲が吹かれて晴れた様子を詠んだ句です。紺色と表現されているので夜空なのかもしれません。
【NO.20】渥美清
『 ただひとり 風の音聞く 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
現代語訳:ただ1人で風の音を聞く大晦日だ。
俳句仙人
賑やかな大晦日の様子とは対照的に、1人で静かに風の音を聞いている様子を詠んだ句です。1人でゆっくりと過ごす大晦日を噛み締めているようにも感じます。
小・中・高校生向け!!大晦日の俳句【一般俳句30選】
小学生が作った俳句【15選】
【NO.1】
『 大みそか カウントダウン 三,二,一 』
季語:大みそか(暮)
俳句仙人
新年へのはやる気持ちが抑えられない様子が伝わります。カウントダウンが表現されていることで、この句が終わった後は周囲の人と「あけましておめでとう」を言い合うほほえましい風景が思い浮かびます。
【NO.2】
『 おおみそか もったいなくて ねむれない 』
季語:おおみそか(暮)
俳句仙人
大晦日と聞くとどんな人でも特別感があります。そんな特別な日に寝るのはもったいないと眠気と闘っているのかもしれません。一年の中でも大きなイベントを少しでも味わおうとする、作者のかわいい様子が感じられます。
【NO.3】
『 進化する 僕を夢見る おおみそか 』
季語:おおみそか(暮)
俳句仙人
新年と聞くと、理由はなくても成長を期待したくなりませんか?「来年は身長が伸びて様々なことができるようになっているに違いない」と作者のワクワクした気持ちが表現されています。
【NO.4】
『 大晦日 ねないと言いつつ 声消える 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
いつもは早寝早起きしている人でも夜更かしするのが大晦日です。頑張って起きるつもりが、いつの間にか寝ていた様子が声のなさから伝わります。
【NO.5】
『 除夜のかね ぼくは睡眠 不足です 』
季語:除夜のかね(暮)
俳句仙人
大晦日だから懸命に起きていたのでしょう。夜更かしには成功しましたが、周りのおめでたさとは裏腹に眠くて仕方ありません。作者の率直な感想が眠さを表現しています。
【NO.6】
『 なんとなく 早足になる 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
なんとなく早足になっていく大晦日、というそわそわとした気分を詠んだ句です。帰り道なのか、準備を整えるための買い物帰りなのか、想像がふくらみます。
【NO.7】
『 そうだよね 一緒がいいね 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
「そうだよね」という相槌が一緒にいたいという気持ちを強く表現している一句です。言われている対象は家族か、恋人か、はたまたペットか、誰を想像しましたか?
【NO.8】
『 卒業を 記念し旅した 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
卒業記念として年末年始にどこかに旅行をしている一句です。年末年始は予約が取りにくく料金も高い一方で特別プランも多いため、思い出深い旅行になったのではないでしょうか。
【NO.9】
『 早々と バスに人無し 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
年末年始は帰省や家で過ごす人が増えるため、公共交通機関から人が居なくなります。「早々と」とあることから、まだ日が高いうちから人の姿がバスから消えたのでしょう。
【NO.10】
『 雪積んで 列車が過ぎる 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
雪が積もったままの列車が通り過ぎていく様子を詠んだ句です。作者が住んでいる地域は雪が降るのか、大晦日でも忙しないなぁと列車を見送っています。
【NO.11】
『 大晦日 迎へる猫の お見送り 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日を迎える人たちを猫がお見送りしているという可愛らしい一句です。窓辺に陣取った猫なのか、野良猫なのか、どちらでも想像できます。
【NO.12】
『 日記には 「何事もなし」 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日は忙しい日ですが、例年通りであれば日記には「何事もなし」と書かれるでしょう。いつも通りの大晦日を迎えられる喜びを感じます。
【NO.13】
『 生け花は 祖母にお任せ 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
年末年始の飾り付けの生け花を祖母が張り切っているという一句です。どのような生け花にしようかあれこれ考えている様子が浮かんできます。
【NO.14】
『 大晦日 可愛い飾り スタンバイ 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日は次の干支の置物などを準備しますが、最近では可愛らしいマスコットのような置物が増えています。この句では、新たな干支に備えて可愛らしい飾り付けを行っている様子を詠んだ句です。
【NO.15】
『 大晦日 準備万端 鐘を待つ 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日を過ごす準備が終わったので、あとは除夜の鐘を待つだけだとゆっくりしている一句です。やるべき事を終えて新年を待っていられる余裕を感じます。
中学生・高校生が作った俳句【15選】
【NO.1】
『 大晦日 いつもと違う 午前0時 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
いつもであれば日付変更でも、大晦日だけは違います。年をまたがる不思議な気持ちが伝わります。
【NO.2】
『 瞳をとじて 島唄を聴く 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日と言えば歌番組です。聞きなれた歌も年末に聞くとどこか違うように聞こえます。年の瀬の感慨深さが感じられます。
【NO.3】
『 大晦日 薄型テレビが やってきた 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
年末は特別番組が目白押しでテレビを買い替える方も多くいらっしゃいます。年末最後のイベントのようにやってきたテレビに、家族がびっくりしながら喜ぶ様子が目に浮かぶようです。
【NO.4】
『 除夜の鐘 船の汽笛と 二重奏 』
季語:除夜の鐘(暮)
俳句仙人
除夜の鐘がなるころでも、世の中には働いている方もいらっしゃいます。船は働いていても大晦日を過ごしていると感じさせます。
【NO.5】
『 鳴り響く 携帯電話と 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
俳句仙人
スマートフォンが主流になりましたが、年賀状ではなくメールやSNSで旧年のご挨拶をする人も多いのではないでしょうか。次々来る友人からの連絡や大切な人からのメッセージが大晦日らしくどんどん来る様子が分かります。
【NO.6】
『 大晦日 手伝わんかと 雷が 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
年末の大掃除をさぼって怒られたのでしょうか。一休みしただけ、と言い訳したくなりますが雷が落ちるほど周りは忙しくしています。ピリピリした雰囲気が伝わります。
【NO.7】
『 大晦日 急に会いたく なった友 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
特別な用事はないですが、新年を迎える前に急にソワソワする様子が描かれています。理由はなくとも、数日会ってない友人に会いたくなるような気持ちが伝わります。
【NO.8】
『 手帳見る あと一ページで 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
俳句仙人
一年を振り返るために手帳を見返す方がいらっしゃいます。感慨深く読み返し気づくと年の瀬になっている様子は「一年は早いな」という言葉が合いますね。
【NO.9】
『 また一回 山に響けり 除夜の鐘 』
季語:除夜の鐘(暮)
俳句仙人
108回つく鐘の音ですが、山間の地では反響して聞こえます。静かな大晦日だけに、響くかすかな音も聞こえます。粛々と続く鐘の音が気持ちを引き締めてくれる雰囲気を醸し出しています。
【NO.10】
『 大晦日 迷いをはらう 鐘の音 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
除夜の鐘は煩悩を払うと言われています。そして新年を迎えるにあたり、来年の目標を立てる方もいらっしゃいます。やり遂げられるか自信がなくても、鐘の音が後押ししてくれるかのようです。
【NO.11】
『 もう一日 あればと思ふ 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
もう1日あればなぁと思っている大晦日なので、お節の準備や大掃除が間に合わなかったのでしょうか。忙しい年の瀬を詠んでいる一句です。
【NO.12】
『 知り合いと 連絡つかず 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
知り合いがどこか旅行に行ってしまっているのか、連絡が付かないでいる大晦日を詠んでいます。LINEに既読がつかないなど経験のある人もいるのではないでしょうか。
【NO.13】
『 縁起もの 買ふか買はぬか 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日は干支にまつわるものを始めとする縁起物が多く売り出されます。買おうかどうか迷っている大晦日の風景を詠んだ句です。
【NO.14】
『 終日の 薄日のままの 大晦日 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日が一日中薄曇りだった様子を詠んだ句です。「終日」「薄日」と日を続けることでリズムを取っているような一句になっています。
【NO.15】
『 大晦日 何かが揺れる 胸のうち 』
季語:大晦日(暮)
俳句仙人
大晦日はもうすぐ年が変わるため、どこか落ち着かない気分の人もいるでしょう。何かは分からないけれど胸の中で揺れているという複雑な思いを詠んだ句です。
以上、大晦日のおすすめ俳句集でした!
有名俳句も一般俳句もどちらも「大晦日」は特別なものと感じさせてくれる句がたくさんありました。
そして、大晦日だからこそ起こるハプニングや飾らない気持ちをつづった面白い句も生まれていましたね。
俳句仙人
これらの句を参考に、ぜひ大晦日の俳句作りや会話に役立ててください!
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