【部活の俳句集 全50選】中学生向け!!バスケやテニス・吹奏楽・卓球・バレーなど

 

中学生のみなさん!部活動を楽しんでいますか?

 

青春の1ページとして大満喫している人も多いと思います。

 

しかし突然、学校の授業で部活をテーマにした俳句を課題に出され、よさそうな俳句が思いつかず、困ってしまうこともありますよね。

 

そこで今回は、参考のために『中学生向け!部活をテーマにした俳句集』を紹介していきます。

 

 

リス先生
自分の部活動についての活動内容や目指す夢、達成感、先輩後輩の関係あれこれを17文字の俳句に込めてみよう!

 

中学生向け!!部活の俳句作品集【50選】

 

ここからは、中学校での部活についての俳句作品を7つの種別ごとに5〜8句ずつ、計50句集めました。

 

リス先生
ほとんどのものは季語はないけど、それでも中学生らしいそれぞれの部活ならではの視点、感じたこと、面白い表現などいろいろあるのでぜひ参考にしてみてね!

 

①バスケに関する俳句【7選】

 

【No.1】

『 3年で やっともらえた ナンバー4 』

季語:なし

意味:待ちに待ったナンバー4のユニフォームがもらえて嬉しい。

俳句仙人
「やっと」にキャプテンのナンバー4がもらえるまでの長い道のりが感じられますね。大きな嬉しさがにじみ出ている句です。

 

【No.2】

見ずにパス ポイントガードに 要注意 』

季語:なし

意味:視線を動かさずにパスを出すポイントガードの選手には要注意だ。

俳句仙人
こんな技が高いポイントガードがいると味方は心強く、敵側は厄介だという思いが込められている句です。

 

【No.3】

ダンクより 大きな歓声 3点シュート 』

季語:なし

意味:ダンクシュートの時よりも3ポイントシュートの方が歓声が大きかった。

俳句仙人
ダンクシュートは迫力で盛り上がりますが2点ですから、地味でも3ポイントシュートの方が嬉しい接戦の試合だったのでしょう。

 

【No.4】

先輩と 卒業前に 1on1 』

季語:卒業(春)

意味:3年の先輩と卒業前に1対1のバスケゲームをやれました。

俳句仙人
卒業する先輩のことを慕っていた気持ちも伝わってきます。

 

【No.5】

『 ターンする バスケの朝練 白露かな 』

季語:白露(秋)

意味:ターンするバスケの朝練をしている白露の日だなぁ。

俳句仙人
「白露」とは二十四節気の一つで、97日頃のことを指します。暦の上では秋ですので、まだ暑い中でバスケの朝練を頑張る子供たちを詠んだ一句です。「ターンする」と表現しているので、特定の作戦を重点的に練習しているのかもしれません。

 

【No.6】

『 朝練で シュート百本 夏近し 』

季語:夏近し(春)

意味:朝練でシュートを百本入れる夏の近い日だ。

俳句仙人
段々と暑くなって夏が近づいてきたことを実感する朝の様子を詠んでいます。朝とはいえシュートを百本も入れると汗ばんでいるでしょう。これから学校が始まる時間帯に頑張る生徒たちは試合が近いのでしょうか。

 

【No.7】

『 パス回し ゴールポストへ 一直線 』

季語:なし

意味:パスを回し、ゴールポストへ一直線に向かっていく。

俳句仙人
バスケットボールは遠い場所から打つシュートと、ゴールポストの近くから打つシュートがあります。この句ではうまくパスを回してゴールポストに迫る様子を詠んだ句です。ダンクシュートなのか、相手のディフェンスをかわしてシュートしたのか気になります。

 

 

②テニスに関する俳句【8選】

 

【No.1】

返ってきた ボールじゃなくて ラケットが 』

季語:なし

意味:相手からテニスのボールではなくラケットが返ってきた。

俳句仙人
これは一瞬びっくりしますが、大爆笑間違いなしです。投げてしまった本人は恥ずかしいばかりですが…。

 

【No.2】

みんなして 真っ黒日焼け テニス部員 』

季語:日焼け(夏)

意味:テニス部員はみんなが真っ黒に日焼けしている。

俳句仙人
外で活動するスポーツは皆黒くなりますが、テニスの衣装は露出が多いためか、より黒さが引き立つ気がします。

 

【No.3】

夏休み 休まずラケット 握る汗 』

季語:夏休み(夏)

意味:夏休みもテニス部の練習に休みはなくラケットを握っている。

俳句仙人
部活動は一番活動量が多くて一番成長するのが夏休みです。休まずラケットを握った成果は必ず現れます!

 

【No.4】

一年目 球は打てない 拾うだけ 』

季語:なし

意味:入部1年目は球を打たせてもらえず球拾いだけだ。

俳句仙人
上級生もそのしきたりを経験しているんです。拾ってくれる1年生がいるからこそ練習がスムーズにできることに感謝しましょう。

 

【No.5】

ラケットに 振り回される 新入生 』

季語:新入生(春)

意味:まだ慣れていない新入生はテニスの大きなラケットに振り回されているように見える。

俳句仙人
テニスラケットは振ると意外と重いんです。先輩から見れば振り回されている新入生は可愛く見えますね。

 

【No.6】

『 若葉風 ごとラケットを 振り抜けり

季語:若葉風(夏)

意味:若葉を揺らす風ごとラケットを振り抜いた。

俳句仙人
風ごとラケットを振り抜く、とあることから向かい風でも思い切りラケットを振った様子が伺えます。風に負けずにボールを打ち返す真剣勝負の様子を詠んだ句です。初夏の爽やかな風を受けながらも相手に勝とうとする気迫を感じます。

【No.7】

『 小春凪 ラリーが続く こともある

季語:小春凪(冬)

意味:小春のように凪いだ日だ。ラリーが続くこともあるんだなぁ。

俳句仙人
初心者はなかなかテニスでラリーを続けられることがありません。この句では小春日和の穏やかな日と、ラリーが珍しく続いた様子をかけています。少しでも風が吹いていたら続かなかったかもしれないと作者が感じている一句です。

 

【No.8】

『 テニスボールの 黄をばら撒くや 薄暑光 』

季語:薄暑光(夏)

意味:テニスボールの黄色をばら撒く暑い日の薄日だ。

俳句仙人
「薄日光(はくしょこう)」とは真夏の薄日のことです。薄日でも夏の日差しは厳しく、テニスコートにばらまかれたボールの黄色が目にしみます。サーブやラリーの練習をしているのでしょうか。

 

 

③吹奏楽に関する俳句【7選】

 

【No.1】

夏やすみ 吹奏楽部に セミ入部 』

季語:夏やすみ・セミ(夏)

意味:夏休みの吹奏楽部の練習中、鳴いているセミが一緒に合奏しているようだ。

俳句仙人
この蝉は外から合奏に参加したのか、部屋の中に入ってきたのかわかりませんが、蝉の声を邪魔とせず入部させてあげた優しさはしっかり伝わってきます。

 

【No.2】

夕焼けに 仲間と響かせ 音楽室 』

季語:夕焼け(夏)

意味:夏、夕焼けに向かって音楽室にいたみんなと音を響かせた。

俳句仙人
思い出のワンシーンのようです。夏の夕焼けに向かって吹奏楽部みんなの音色が響いている音が聞こえてきそうですね。

 

【No.3】

この音を もっと優美に 出せたなら 』

季語:なし

意味:今出しているこの音がもっときれいにもっと優美に出せるようになったらいいのになぁ。

俳句仙人
ここはもっと優美な音が出したい!という演奏者の気持ちがとてもよく伝わってきます。

 

【No.4】

金賞に 大歓声の 夏休み 』

季語:夏休み(夏)

意味:夏休みの吹奏楽コンクールで金賞をとった瞬間に大歓声が上がった。

俳句仙人
コンクールでの金賞を目指して頑張ってきた努力と願いが弾けた瞬間ですね。

 

【No.5】

『 炎天下 ブラスバンドの 響きあり 』

季語:炎天(夏)

意味:炎天下にブラスバンドの音楽が響いている。

俳句仙人
「炎天下」とあることから、甲子園などスポーツ大会の応援としてブラスバンド部が呼ばれたのかもしれません。暑いさなかで聞こえてくるブラスバンドは聞く人を楽しませています。

【No.6】

『 ドレミまだ 拙(つたな)きラツパ 青葉風 』

季語:青葉風(夏)

意味:ドレミがまだつたないラッパの音がする青葉の頃の風だ。

俳句仙人
「青葉風」とは若葉のころを過ぎ、少し色濃くなった青葉の頃に吹く風のことです。ラッパの練習をしている新入部員がいますが、ドレミもまだつたない練習中の風景を詠んでいます。

【No.7】

『 ブラバンの 五線が空へ 秋の雲

季語:秋の雲(秋)

意味:ブラスバンドの演奏する楽譜の五線譜のような秋の雲が空に出ている。

俳句仙人
この句は秋の筋状の雲を五線譜に例えています。ブラスバンドと詠んでいるので、空を眺めている最中にどこからかブラスバンドの音が聞こえてきているのかもしれません。

 

 

④卓球に関する俳句【8選】

 

【No.1】

卓球部 日焼け止めより 滑り止め 』

季語:日焼け(夏)

意味:室内競技の卓球部は日焼け止めより滑り止めの方が大事です。

俳句仙人
室内でしか競技をしない卓球部の人にとっては確かに滑り止めの方が大事です。同じ「止め」を使ってうまくまとめた句です。

 

【No.2】

夏試合 白いやつほど マークする 』

季語:夏(夏)

意味:夏の試合では肌が白い選手ほど、外遊びせず卓球に打ち込んでいたはずだとマークする。

俳句仙人
卓球は室内競技ですからね。夏は室内にいたであろう白い選手の方が要注意なんて、とても面白い視点です。

 

【No.3】

はいらない 湿気でラバーと にらめっこ 』

季語:なし

意味:湿気の具合でラバーの調子が悪くなってボールが入らない。

俳句仙人
湿気でラバーの調子が変わるなんて知りませんでした。意外と繊細なラケットなんですね。

 

【No.4】

かじかんで 主将サーブの キレ悪し 』

季語:かじかむ(冬)

意味:寒さでかじかんでいるせいか主将のサーブがなかなか決まらない。

俳句仙人
冬の日の試合でしょうか。体育館の冷えはなかなか暖まりません。早く温まりますように…。

 

【No.5】

打ち合いの 続く卓球 見て楽し 』

季語:なし

意味:ラリーが続く卓球は見ていて楽しい。

俳句仙人
観客側からの句ですね。あの小さな卓球の玉が左右に動く速さは選手だけでなく、観客も息をつかせない緊張感で、なんともたまらないものです。

 

【No.6】

『 秋の蚊の ピンポン球に 落とされし 』

季語:秋の蚊(秋)

意味:秋の蚊がピンポン球に当たって落とされた。

俳句仙人
蚊は秋になっても出てきます。そんな飛び回る蚊にちょうどピンポン玉が直撃して落ちたようだと面白がっている一句です。実際に飛ぶ蚊が見えたのか、ボールに当たっている跡を見たのかどちらでしょうか。

【No.7】

『 卓球の 音響かせて 若葉風

季語:若葉風(夏)

意味:卓球の音を響かせながら若葉の頃の風が吹く。

俳句仙人
「若葉風」とは初夏の頃に吹く風を表す季語です。卓球の規則正しい音が風に乗って届いています。卓球部が活動している独特の音から、運動に適している爽やかな初夏が来たことを喜ぶ一句です。

【No.8】

『 秋晴の卓球場 白球ゆつくりと

季語:秋晴(秋)

意味:秋晴れの卓球場で、白いピンポン玉がゆっくりと飛び交う。

俳句仙人
卓球はペース配分によって早いラリーにもゆっくりとしたラリーにもなります。初心者を相手にするときはラリーを続けることを意識してゆっくりとしたペースで球を打ちますが、この句でも試合ではなくラリーを楽しんでいるのでしょう。

 

 

⑤バレーに関する俳句【8選】

 

【No.1】

総体で 悔しい秋の バレーかな 』

季語:秋(秋)

意味:中総体でバレーの試合で負けて悔しかった秋でした。

俳句仙人
負けた時の悔しい思いが大きいのは練習を頑張ってきたからこそです。最後の競技名を他のものに変えても使えそうですね。

 

【No.2】

あの子への アタックうまいな 排球部 』

季語:なし

意味:バレー部の子は思う相手への恋のアタックもうまかった。

俳句仙人
「あの子」は試合中のネット向こうの相手ではなく、恋する相手なのですね。その巧さををコートでもぜひ見せてほしいものです。「排球部」で5文字にしたところもいいところです。

 

【No.3】

ネット越し 鋭い眼光 ブロックだ 』

季語:なし

意味:ネットの向こう、鋭い眼光の選手の球をブロックするぞ。

俳句仙人
お互いの闘志に満ちた眼光が伝わってくるぞ。鋭い視線のブロックと球のブロックをかけているのは上手いのう。

 

【No.4】

セッターの 背中を信じた 中総体 』

季語:なし

意味:中総体では頼り甲斐のあるセッターの背中を信じて試合をした。

俳句仙人
コートの中ではセッターが指示を出すことが多いため、信じられるメンバーだと心強いですね。

 

【No.5】

セッターは 第二の監督 怖さもね 』

季語:なし

意味:セッターは第二の監督というけれど怖さも監督のようです。

俳句仙人
確かに指示を出すには強気とカリスマ性がなければ引っ張っていけないですね。適度な怖さも必要です。

 

【No.6】

『 決勝の サービス・トスで 睨む秋 』

季語:秋(秋)

意味:決勝戦でどちらがサーブ権を得るか決めるサービストスをめぐって睨み合う秋だ。

俳句仙人
バレーボールではどちらがサーブ権を得るかサービストスで決めます。決勝ともなるとサーブ権を得られるかで主導権が変わってくるため、お互いに睨み合いをしている状況です。涼しくなってきた秋ですが、緊張で汗を流す様子が見えるようです。

【No.7】

『 梅雨晴れに バレーボールを 弾ませる

季語:梅雨晴れ(夏)

意味:梅雨晴れにバレーボールを弾ませる。

俳句仙人
学校の休み時間にバレーボールで遊んだことがある人も多いのではないでしょうか。梅雨の間の貴重な晴れ間にバレーボールを弾ませながら遊んでいる様子が伺える一句です。

【No.8】

『 ゆうだちの せかいのなかで トスをする

季語:ゆうだち(夏)

意味:夕立が降る世界の中でトスをする。

俳句仙人
「ゆうだちのせかい」と平仮名で書くことで、どこか幻想的な雰囲気を感じさせます。夕立が降って雨音が続く中でひたすらトスをあげる練習をしていると、無心になって自分の世界に入り込んでしまうような錯覚を覚える句です。

 

 

⑥サッカーに関する俳句【7選】

 

【No.1】

サッカーで 未来に向けての シュート打つ 』

季語:なし

意味:サッカーで力一杯蹴ったシュートは未来に向かうボールに見える。

俳句仙人
未来まで届くように見えるほどの光ったシュートだったのか、自分の未来もサッカーをしているであろうというシュートだったのか、アニメのワンシーンのようです。

 

【No.2】

大会前 必殺シュートを 教えてと 』

季語:なし

意味:大会前の練習でサッカー部の子が必ず入るようなシュートの打ち方を教えてと聞いていた。

俳句仙人
指導している先生に聞いているのか、よりサッカーのうまい子に聞いているのか、相手を想像するのも面白いです。

 

【No.3】

猛暑日も 汗にまみれて シュート打つ 』

季語:猛暑(夏)

意味:猛暑日の暑い日も汗まみれになりながらサッカーでシュートを打つ。

俳句仙人
猛暑日にもサッカーで汗を流して練習に励んだのでしょう。暑すぎるけれど「シュート打つ」からは楽しんでいる様子も伝わってきます。

 

【No.4】

夕立や イレブン男子も 泥だらけ 』

季語:夕立(夏)

意味:夏の夕立の中、サッカーの選手たちは泥だらけで頑張っている。

俳句仙人
季語の「夕立」で夏の夕暮れ、「イレブン」でサッカー男子であることがわかります。泥だらけで頑張っているようすが目に浮かんできます。

 

【No.5】

『 夕暮れに サッカーボール まるい影 』

季語:なし

意味:夕暮れにサッカーボールが丸い影になって置いてある。

俳句仙人
まだ片付けられていないのか、忘れてしまったのか、夕暮れの中でサッカーボールが丸い影となっています。ただの影になったサッカーボールからは、今日は遊ぶのはおしまいだと言う寂しさも感じられる一句です。

【No.6】

『 ひつそりと 雨水のサッカー 練習場 』

季語:雨水(春)

意味:雨水の頃のサッカーの練習場はひっそりとしている。

俳句仙人
「雨水」とは二十四節気の1つで、220日頃を指します。暦の上では春ですがまだ寒く、場所によっては雪も残っているでしょう。サッカー場も賑わいは無くひっそりとしていると詠んでいます。

【No.7】

『 サッカー場 今日も満員 桜東風(さくらごち)

季語:桜東風(春)

意味:サッカー場は今日も満員だ。桜が咲いて東風が吹いてくる。

俳句仙人
こちらは桜が咲いて春を迎え、満員になったサッカー場を詠んだ句です。東から吹く風が心地よく、絶好の運動日和でもあります。新入生も合わせてサッカー場が部活動の生徒たちで賑わっていることでしょう。

 

⑦バドミントンに関する俳句【5選】

 

【No.1】

夏の汗 シャトルと一緒に 飛び交うよ 』

季語:夏の汗

意味:夏のバトミントンをしているとシャトルと一緒に汗も飛び散っている。

俳句仙人
シャトルと一緒にキラキラ飛んでいる様子が目に浮かんできます。

 

【No.2】

春うらら シャトルの意味から 教えたよ 』

季語:うらら(か)

意味:春、バトミントンが初めての新入生にシャトルの意味から教えた。

俳句仙人
「春うらら」が季語なのではなく、正式には「うららか」です。新入生に「シャトル」の意味から教えている先輩の姿が見えてきます。

 

【No.3】

空振りに 次のシャトルは 決めてやる 』

季語:なし

意味:空振りをしても気にせず、次は決めてやると闘志を沸かせた。

俳句仙人
いい句ですね。前向きに次のチャンスを狙って勝利に繋げる気持ちが伝わってきます。

 

【No.4】

『 羽子板が 強さの因(もと)か バドミントン 』

季語:羽子板(新年)

意味:羽子板が得意なことが強さの原因かもしれないバドミントンだ。

俳句仙人

羽子板はバドミントンと同じようにシャトル代わりの羽根を落とさないようにつきあいます。小さい頃から羽子板で遊んでいたからバドミントンも強いのかもしれないと

どこか面白そうにしている一句です。

【No.5】

『 羽根の音と バドミントンと 夏の汗 』

季語:夏(夏)

意味:羽根が風を切る音と、バドミントンと夏の汗だ。

俳句仙人
夏の部活の様子を詠んだ一句です。バドミントンのシャトルが風を切り、ラケットに当たる音が響く中で汗を流しています。動詞が一切ない俳句のため、音と流れる汗が目の前で起こっているような感覚を覚えさせる句です。

 

 

以上、中学生向け!!部活の俳句集 全50選でした!

 

 

俳句仙人
部活動の俳句に季語を入れて作るのは難しく感じる人もおるかもしれませんが、実は「部活」という言葉も夏の季語なのです。

リス先生
上の例を参考にして自分が活動した、応援してきた友達の姿を思い浮かべながら詠んでみてね!

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