有名俳句の解説 種田山頭火自由律俳句 【焼き捨てて日記の灰のこれだけか】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月19日 俳句とは、季語と五七五の17音の定型を基本とする短い詩のことを指します。 しかし、俳句の中にはこの枠に縛られず、自由に書かれた「自由律俳句」と呼ばれるものがあります。 今回は、自由律俳句の俳人として名高い種田山頭火の作であるという句をご紹介します。 「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」種田山頭火 pic.t...
有名俳句の解説 夏の俳句高浜虚子 【金亀虫擲つ闇の深さかな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月19日 「俳句」は、日本の伝統的な文芸でありつつも、常に革新と進化を続けています。令和の現代でも俳句をたしなむ人、鑑賞する人は増える一方です。 時代ごとの世相に合わせて俳句も変わり続けていますが、名句と呼ばれる句はすぐれた文学としての普遍性を持ち、多くの人々に衝撃を与えたり、共感を得たりしています。 今回は、数ある俳句の...
有名俳句の解説 中村草田男秋の俳句 【秋の航一大紺円盤の中】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月18日 季語と五七五の17音で詠むことを基本とする「俳句」。 日本が誇る伝統芸能の一つですが、「Haiku」として世界中の人々に愛され、親しまれています。 今回は、数ある名句の中から中村草田男のという句をご紹介します。 秋の航一大紺円盤の中 /中村草田男#人文学類カモ実況部 pic.twitter.com/dQ2...
有名俳句の解説 冬の俳句飯田龍太 【大寒の一戸もかくれなき故郷】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月18日 「俳句」は、日本の伝統的な文芸でありつつも、常に革新と進化を続けています。令和の現代でも俳句をたしなむ人、鑑賞する人は増える一方です。 時代ごとの世相に合わせて俳句も変わり続けていますが、名句と呼ばれる句はすぐれた文学としての普遍性を持ち、多くの人々に衝撃を与えたり、共感を得たりしています。 今回は、数ある俳句の...
有名俳句の解説 夏の俳句草間時彦 【逢いに行く開襟の背に風溜めて】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月18日 日本には近現代になってから詠まれた俳句も数多くあります。 その中には、恋心をテーマにした作品も多いものです。 今回は恋心をテーマにした作品の中からという句をご紹介します。 逢ひに行く開襟の背に風溜めて(草間時彦) 以前後輩に教えてもらった好きな句、溜まるほどの風ということはきっと向かい風なんだろうな、それでも行...
有名俳句の解説 冬の俳句山口誓子 【スケートの紐結ぶ間もはやりつつ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月18日 「俳句」は、日本の伝統的な文芸でありつつも、常に革新と進化を続けています。令和の現代でも俳句をたしなむ人、鑑賞する人は増える一方です。 時代ごとの世相に合わせて俳句も変わり続けていますが、名句と呼ばれる句はすぐれた文学としての普遍性を持ち、多くの人々に衝撃を与えたり、共感を得たりしています。 今回は数ある名句の中...
有名俳句の解説 夏の俳句河合曾良 【剃り捨てて黒髪山に衣更】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月18日 季語を含む五七五の17音で物語を綴る世界で最も短い詩「俳句」。 感じたことや見た風景、些細な日常の出来事や自然のありさまなどが、わずか17音の中に込められます。 今回は、数ある名句の中から河合曾良の作という句をご紹介します。 剃り捨てて 黒髪山に 衣更(ころもがえ) 曾良 pic.twitter.com/...
有名俳句の解説 夏の俳句石田波郷 【泉への道後れゆく安けさよ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月18日 日本が誇る伝統芸能「俳句」。 わずか17音の短い詩で、今や世界中の人々から愛され、親しまれています。俳句は作者の人生を物語り、それゆえに深みを持つ作品が数多くあります。 今回は、数ある名句の中からという石田波郷の句をご紹介します。 泉への道後れゆく安けさよ 波郷 少しでも涼しくなりますように #せやかて天ぷら紙...
有名俳句の解説 橋本多佳子秋の俳句 【七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月17日 日本には、女流俳人によって詠まれた作品も数多く残されています。 それらの中には、亡くなった人への想いを詠んだ句も少なくありません。 今回ご紹介するという句もその中の1つです。 今日の名句 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ 橋本多佳子 (『365日の歳時記』より) pic.twitter.com/kbmgCbihhf...
有名俳句の解説 夏の俳句松尾芭蕉 【暫時は滝に籠るや夏の初】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月16日 「俳句」とは、自分が感じたことや見た風景、日常生活の些細なことや自然のありさまなどを、季語を用いて五七五の17音で伝える「世界一短い詩」です。 今回は、日本人であれば誰もが知っている松尾芭蕉の作、という句をご紹介します。 無事にいろは坂おりたので 日光三名瀑の一つ 『裏見ノ滝』散策 芭蕉によると… 「暫時は滝に...