【奈良の有名俳句 40選】春・夏・秋・冬の季語!!有名俳人が詠んだおすすめ句を紹介

 

奈良の俳句といえば、古都奈良の歴史ある姿が思い浮びます。

 

今回は、「奈良」に関連する有名おすすめ俳句を40句紹介していきます。

 

 

リス先生
「これぞ奈良の俳句!」と呼べるものを集めたので、ぜひお気に入りの俳句を見つけてみてね!

奈良に関する有名俳句集【前編① 10句】

 

俳句仙人
奈良を詠った俳句といえば、この句といえます。
正岡子規は生涯で20万以上の句を作りましたが、この句が最も有名な句といわれています。
柿は、子規の好物でした。柿を旅先の奈良で食べていた中で、法隆寺から聞こえてきた澄んだ秋空に鳴り響く鐘の音。秋の旅の風情を感じられる句です。

【NO.2】与謝蕪村

『 秋の燈や ゆかしき奈良の 道具市 』

季語:秋の燈(秋)

現代語訳:秋の日暮れどき、燈に灯された古都奈良の路で、油灯を売る古道具市が出ている。その中には、古都にふさわしい仏具も混ざっており、ひとしお趣を感じられることだ。

俳句仙人
秋の燈(あきのひ)とは、秋の夜に灯す明かりのことです。
奈良の夕暮れ時、古道具屋の並んだ路に灯された明かり。与謝蕪村特色のノスタルジアを感じられる句です。

【NO.3】松尾芭蕉

『 初雪や いつ大仏の 柱立 』

季語:初雪(冬)

現代語訳:初雪が大仏の頭に降りつもっている。大仏の再建はいつ頃になるのだろうか。

俳句仙人
「柱立」とは、家屋の建築で、最初に柱を立てることです。
奈良の大仏の頭に降る初雪を見て、再建はいつになるのだろうと思いをはせる芭蕉の様子が描かれています。

【NO.4】小林一茶

『 恋すてふ 角切られけり 奈良の鹿 』

季語:鹿(秋)

現代語訳:若草山に響く物悲しい鹿の声。雌鹿に恋をしている牡鹿が、雌を奪い合って戦うための角を切られてしまったのだなあ。

俳句仙人
奈良では、十月頃牡鹿の角を切る行事があります。雄鹿はこの頃、交尾期に入り気象が荒くなるためです。雌鹿を争って戦うための角を切られてしまった、雄鹿の哀れさが感じられます。

俳句仙人
この句は、芭蕉が亡くなる1か月前の作品とされています。
大阪への旅の途中で泊まった奈良、そこで無病息災を祈る重陽の節句が行われていました。
菊の香りの中で行われている、仏たちの風情ある行事に見入る芭蕉の様子が浮かびます。

【NO.6】加藤暁台

『 春日野の 片端麦を 薪そめぬ 』

季語:麦を蒔(冬)

現代語訳:春日野の片端で、麦まきが終わった。これから本格的な冬が来るのだなあ。

俳句仙人
麦を蒔く時期は、種類や地方によって違いますが、季語では「麦蒔き」は初冬となっています。春日野は、奈良市、春日山のふもと一体の野原のことです。
春日野での麦薪が終わった様子を見た作者は、これから訪れる冬の到来を感じています。

【NO.7】宝井其角

『 今幾日 秋の夜話を 春日山 』

季語:秋の夜(秋)

現代語訳:まだ何日も秋の夜話を一緒にしようではないか。春日山で。

俳句仙人
「秋の夜」は、段々と長くなる秋の夜に静かな感じを表しています。
「春日山」は、奈良県東部にある山のことです。
春日山で、秋の虫の音が聞こえる秋の夜の物静かな様子の中、共に話をしようと誘っています。

【NO.8】阿波野青畝

『 すずなりに 生らして奈良の 柿しぶし 』

季語:柿(秋)

現代語訳:神楽鈴のようにたくさん実を結ばせた奈良の柿。食べてみると渋柿であったことよ。

俳句仙人
「すずなり」とは、神楽鈴のように、果実がたくさん群がって実っている様子を意味します。赤く実った奈良の柿は、とても美味しそうで作者は思わず食べてみますが、渋柿でした。奈良の秋に、たくさん実った柿は映える色鮮やかな場面です。

【NO.9】山口誓子

『 奈良の月 山出て寺の 上に来る 』

季語:月(秋)

現代語訳:奈良の月が山の下から出てきて、寺の上まで来た。秋の月が美しく光っている。

俳句仙人
「月」のみで使うと、「秋の月」となります。奈良の秋の月が山から登り、寺の上で美しく光る情景です。

【NO.10】志太野坡

『 まだ鹿の 爪もかくれず ならの麦 』

季語:麦(夏)

現代語訳:奈良で植えられた麦は、まだ鹿の爪も隠れないくらいの丈であることだ。

俳句仙人
「麦」は初夏の季語です。植えられた麦の丈は、まだ鹿の爪も隠せないくらいだ。とまだ成長途中の麦と、そこにいる奈良の鹿を対比させています。

奈良に関する有名俳句集【前編② 10句】

 

【NO.11】原石鼎

『 水温む 奈良はあせぼの 花盛り 』

季語:あせぼの花(春)

現代語訳:寒い時期が終わり、水も温かさを感じられる春になった。奈良はあせぼのが花盛りで美しい。

俳句仙人
「あせぼの花」は、ツツジ科の花で、3月から5月頃、白い筒状の花が房になって垂れ下がるように咲きます。奈良の春の訪れが、豊かに表されています。

【NO.12】飯田龍太

『 古都奈良を 秋が生絹の ごとく去る 』

季語:秋(秋)

現代語訳:いにしえの都奈良を、秋が生絹のように去っていく。

俳句仙人
生絹(すずし)とは、生糸で織った、灰汁などで煮ていない生糸で織った絹の布のことです。奈良の秋が、涼しくて軽い素材の生絹のように、さらさらと去っていきます。

【NO.13】山口素堂

『 茶の花や 利休が目には よしの山 』

季語:茶の花(冬)

現代語訳:吉野山には、白色の茶の花が一面に咲いている。かつて利休の目には、この景色が映ったことだろう。

俳句仙人
お茶の花は、秋に咲き、10月から11月下旬が見ごろです。冬の季語として多く読まれています。吉野山は、奈良県の中央部、吉野郡吉野町にある山で、史跡に富む場所です。
吉野山に咲き広がる白色の茶の花を見て、茶の道をひらいた千利休の様子を作者は思い浮かべています。

【NO.14】前田普羅

『 薬師寺と 唐招提寺 鴨渡る 』

季語:鴨(冬)

現代語訳:薬師寺と唐招提寺の間を鴨が飛んで渡っている。

俳句仙人
「鴨」は北の国から渡り来て、春には帰っていくことから、冬の季語とされます。
奈良の歴史ある寺、薬師寺と唐招提寺。その間の冬空を鴨が美しく飛んでいる様子です。

【NO.15】尾崎迷堂

『 稲雀 法華寺御殿 覆ひ飛べり 』

季語:稲雀(秋)

現代語訳:群れをなして稲をついばみにやってきた雀が、法華寺の上を覆いかぶさるように飛んでいる。

俳句仙人
法華寺とは、奈良県奈良市法華寺町にある寺のことです。稲の実りの時期に、群れをなして法華寺の空を飛ぶ雀の様子が描かれています。

【NO.16】河合曽良

『 春の夜は たれか初瀬の 堂籠 』

季語:春の夜(春)

意味:こんな春の夜には、誰かが初瀬のお堂に籠って祈っていそうだ。

俳句仙人
「初瀬の堂」とは長谷寺のことを指します。長谷寺では昔からお堂に籠って祈願したという話が残っていて、こんな春の夜には誰かがやっていそうだと想像している一句です。

【NO.17】松尾芭蕉

『 水とりや 氷の僧の 沓の音 』

季語:水とり(春)

意味:東大寺でお水取りが行われている。氷のように冷えきった僧侶の沓の音がする。

俳句仙人
東大寺のお水取りは新暦で3月の初めに行われます。夜はまだ寒い時期なので、僧侶たちも氷のように冷えてしまっているのではないかと沓音を聞いて考えている一句です。

【NO.18】夏目漱石

『 梅咲て 奈良の朝こそ 恋しけれ 』

季語:梅(春)

意味:梅が咲いていて、奈良で過ごした朝こそ恋しいものだ。

俳句仙人
梅が咲くのどかな奈良で過ごした朝のことを回想し、恋しがっている一句です。「こそ~けれ」は強調を表す係り結びで、特に朝の空気が恋しいのだと詠んでいます。

【NO.19】飯田蛇笏

『 旅人に 秋日のつよし 東大寺 』

季語:秋日(秋)

意味:旅人に秋日が強く照っている東大寺だ。

俳句仙人
東大寺の大仏殿の周りは大きな木がなく開けているため、参拝する観光客は日の光にさらされます。その日は秋でも暑い日だったのか、容赦なく照らされている様子が「つよし」という表現から伝わってくる句です。

【NO.20】西東三鬼

『 梅雨ちかき 奈良を仏の 中に寐る(ねる) 』

季語:梅雨(夏)

意味:梅雨が近い奈良で、仏様たちがいる中に眠る。

俳句仙人
「仏の中に」という表現からまるでお堂の中で寝ているようなユーモアが感じられる句です。奈良はお寺がとても多いため、お寺を仏と例えている一句になります。

 

奈良に関する有名俳句集【後編① 10句】

 

【NO.21】日野草城

『 奈良の雨 降りしきりけり 子の傘に 』

季語:無季

意味:奈良の雨が、子どもの傘にしとしとと絶え間なく降り続いていることだ。

俳句仙人
奈良にシトシトと降る雨が子どもの傘にやさしく降っている情景です。

【NO.22】中村汀女

『 去りがての 祭りの客に 飛鳥川 』

季語:祭り(夏)

意味:夏の祭りが終わっても、なかなか去りがたい様子の客が飛鳥川のほとりにいることだ。

俳句仙人
飛鳥川は、奈良県中部を流れる川のことです。夏祭りが終わっても、余韻にひたりなかなか帰ろうとしない見物客の様子が伝わってくるようです。

【NO.23】与謝蕪村

『 葉櫻や 碁氣になりゆく 奈良の京 』

季語:葉櫻(夏)

意味:桜の花が散り、緑美しい葉桜の時期になった。そろそろ碁盤に向かう気分になっていく、梅雨前の奈良の都だ。

俳句仙人
葉桜は梅雨が間もなく訪れる季節。梅雨時期は、外へ赴かず碁盤に向かって石を並べることが多くなることを、奈良の都で詠っています。

【NO.24】高浜虚子

『 長谷寺に 法鼓轟く 彼岸かな 』

季語:彼岸(春)

意味:長谷寺に、時を知らせる法鼓の音が響きわたっている、彼岸のことだ。

俳句仙人
法鼓(ほうく)とは、禅寺にある太鼓のこと。長谷寺は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派の総本山のことです。彼岸に、長谷寺に静かな中を法鼓が鳴り響いている情景です。

【NO.25】井尾望東

『 寒牡丹 見て底冷えの 奈良にはつ 』

季語:寒牡丹(冬)

意味:しんしんと底冷えのする奈良に泊まっていると、寒牡丹が咲いていた。寒さが身にしみることだ。

俳句仙人
「寒牡丹」は、初夏の花「牡丹」の花芽を摘み取り冬に咲かせるようにしたものです。囲ったわらの中で、冬大輪の花を咲かせることから、冬の季語とされます。
寒牡丹を見て、ますます泊まった奈良の寒さが身にしみる様子が描かれています。

【NO.26】皆吉爽雨

『 はじめての道も 青水無月の奈良 』

季語:青水無月(夏)

意味:雨上がり、初めて歩く道も青くみずみずしい。六月の奈良のことよ。

俳句仙人
「水無月」とは、旧暦六月、現代では七月頃。「青水無月」とすることで、水無月の奈良で木々の緑が美しく輝く道の様子が、強調されています。

【NO.27】上村占魚

『 いかるがの 仏に人に 秋ふかむ 』

季語:秋ふかむ(秋)

意味:いかるがで、仏にも参拝客にも、ものがなしく秋が進んでいることだ。

俳句仙人
「いかるが(斑鳩)」とは、奈良北西部、生駒郡の地名。法隆寺の別称を斑鳩寺といいます。「秋ふかむ」は、一年の中で自然の姿が最ももの悲しく感じられる、秋の移ろいの時期のことです。進みゆく秋の中にいる、仏や参拝客の情景が思い起こされます。

【NO.28】山口青邨

『 天近く 畑打つ人や 奥吉野 』

季語:畑打つ(春)

意味:春、暖かく近くに感じる空の下、固い畑の土を掘り起こしている、奥吉野の人がいることだ。

俳句仙人
「畑打」とは、春、畑に種まきや苗つけをする前に、固い土を掘り起こすことです。
「奥吉野」とは、奈良県南部吉野川山地地域。奥吉野の山あいにある小さな畑で、農民が春の近く感じる空の下、畑仕事に精を出している情景です。

【NO.29】中井苔花

『 奈良うれし 杉洩る月を 蚊帳に見て 』

季語:蚊帳(夏)

意味:蚊帳の中から、杉の木々の間からもれる月の光を見ている。奈良の夜が嬉しく感じられることだ。

俳句仙人
蚊帳に寝ころび、夏の月を杉の間から眺める。奈良の夏の夜を楽しんでいる作者の様子が思い描かされます。

【NO.30】石川風女

『 大和路の 辻の道標 梅雨けしや 』

季語:梅雨(夏)

意味:大和の道の十字路にある、道しるべ。梅雨の雨でじめじめとしている様子だ。

俳句仙人
「大和」とは、大和の国、奈良県をさします。「梅雨けし」とは、「つゆけし」と読み、梅雨の時期のじめじめした状態のことです。梅雨の時期、湿った道標が大和の道に立っている様子です。

奈良に関する有名俳句集【後編② 10句】

【NO.31】高浜虚子

『 村の名も 法隆寺なり 麦を蒔く 』

季語:麦を蒔く(冬)

意味:有名な法隆寺と同じ名前であるという、法隆寺村。見渡せば、村のあちらこちらで麦薪きが行われている。

俳句仙人
冬の寒空の下、法隆寺村を訪れた作者が、麦を蒔く人々の様子を描いています。
法隆寺村は、奈良県生駒郡にあった村名です。

【NO.32】長谷川かな女

『 奈良澄の 店に秋果つ 暖簾かな 』

季語:秋果(秋)

意味:奈良にある店で、秋に熟す果物が売られている。秋の終わりを感じ、店ののれんを眺めることだ。

俳句仙人
「秋果」は、秋に熟す果物「しゅうか」と、秋の終わりの意の「あきはつ」の意味が合わさって使われています。

【NO.33】丸山哲郎

『 茜さす 丹生川鮎の 錆にけり 』

季語:鮎の錆/錆鮎(秋)

意味:夕方茜色の日が射す中、丹生川で泳ぐ産卵期の鮎の背中が、鉄さびのように赤みを帯びていることだ。

俳句仙人
錆鮎(さびあゆ)とは、秋の産卵期の鮎のことです。背中が鉄がさびたように赤みを帯びることから言われます。丹生川は、奈良県に流れる川のことです。川に射す赤い夕陽と、錆鮎の背中の赤さが合わさって描かれています。

【NO.34】高浜きみ子

『 香久山も 耳なし山も 天高し 』

季語:天高し(秋)

意味:香久山にも、耳成山にも、秋の空が澄み渡り高くなったように感じる。

俳句仙人
奈良には、大和三山「天香久山(あまのかぐやま)」「耳成山(みみなしやま)」「畝傍山(うねびやま)」があります。大和三山は背の低い山々です。低い山と、秋の高い空の対比が面白い歌です。

【NO.35】夏目漱石

『 角落ちて 首傾けて 奈良の鹿 』

季語:角落ち(春)

意味:春になり、角が抜け落ちた奈良の鹿。小首を傾ける様子がかわいらしいことだ。

俳句仙人
鹿の角は生え変わります。4月上旬から7月上旬にかけて抜け落ちて、初夏になると新しく角が生えてくるのです。そのため、「角落ち」は春の季語とされています。
角が抜け落ちた、大人の鹿が、小鹿のようにかわいらしく見える様が思い浮かびます。

【NO.36】松本たかし

『 香具山は 畝傍(うねび)を愛しと 添い霞 』

季語:霞(春)

意味:香具山は畝傍山を愛しいと添い寝をするようにふたつの山に霞がかかっている。

俳句仙人
香具山と畝傍山、そして耳成山は大和三山と呼ばれています。万葉集では畝傍山。妻にしようと香具山と耳成山が争ったという歌も収録されており、この句はその歌を下敷きにしたのでしょう。

【NO.37】篠田悌二郎

『 薬師寺へ 道を冬田の 畦づたひ 』

季語:冬田(冬)

意味:薬師寺へ行く道は冬の田んぼの畔をつたっていく。

俳句仙人
現在では宅地化が進んでいますが、当時はまだ田んぼが多かったのでしょう。刈り取りが終わった冬の田んぼのあぜ道を歩く作者の様子は絵になるような美しさです。

【NO.38】篠原鳳作

『 しぐるるや 畝傍は虹を かかげつつ 』

季語:しぐるる/時雨(冬)

意味:時雨が降っているなぁ。畝傍山には虹がかかっている。

俳句仙人
時雨は冬の始まりの時期にさっと降る雨なので、畝傍山の方では既に止んで虹が出ていたのでしょう。まるで畝傍山を飾るような虹に感動しています。

【NO.39】飯田蛇笏

『 吉野山 奥の行燈や 一の午 』

季語:一の午(春)

意味:吉野山の奥に行燈が輝いている。今日は一の午のお祭りだ。

俳句仙人
「一の午」とは2月の最初の午の日に行われる稲荷神社のお祭りです。吉野山の奥深くに輝く行燈がどこか荘厳な雰囲気を醸し出しています。

【NO.40】山口青邨

『 秋風や 旅人のせて 石舞台 』

季語:秋風(秋)

意味:秋風が吹いているなぁ。旅人を上に乗せている石舞台古墳だ。

俳句仙人
「石舞台」とは蘇我馬子の墓ではないかと言われている石舞台古墳のことです。現在では上に乗ることはできませんが、当時は石室の上に登ることができたのでしょうか。

 

以上、奈良に関する有名俳句集でした!

 

 

俳句仙人
今回は、奈良のおすすめ俳句を紹介しました。
古来より、数々の俳人達が奈良の情景を表現豊かに詠ってきました。
奈良の俳句を鑑賞することで、奈良の自然の優美さを感じとることができます。
ご自分の感性を、奈良の俳句で磨いていきましょう。 

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