【スイカの俳句 40選】小・中学生向け!!季語「西瓜」を含んだおすすめ俳句作品を紹介!

 

みなさんはスイカは好きですか?

 

暑い日にかぶりつく夏のイメージですが、夏の季語として使えるのは行事としての「スイカ割り」で、単独での「スイカ」は秋の季語に分類されます。

 

少し戸惑ってしまいますが、一番美味しくなるのが立秋(8月上旬)だからと覚えておきましょう。

 

 

今回は、「スイカ」を含んだ俳句の中から有名なもの10句、小・中学生にぴったりの俳句作品30句を紹介していきます。

 

俳句作りの参考になる句ばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

リス先生
それでは、さっそく見ていこう!

 

 

季語「スイカ(西瓜)」を使った有名俳句集【10選】

スイカ, キャンペーン, フィールド, 栽培, 農業, 自然

 

ここからは、季語「スイカ」を使った有名俳句を俳人ごとに紹介していきます。

 

まずは西瓜(スイカ)が大好きで時季には毎日食べていたという正岡子規の3つの句から紹介していきます。

 

リス先生
お気に入りの一句を見つけてみてね!

 

【NO.1】正岡子規

『 薄月夜 西瓜を盗む 心あり 』

季語:西瓜(秋)

意味:ほのかに光っている月の夜、西瓜を盗もうとしている人がいる。

俳句仙人
すいか好きな子規が自分がそうしたくなる程食べたかった心境を詠んだのでしょうか。

 

【NO.2】正岡子規

『 捨ててある 西瓜の皮や 堂の前 』

季語:西瓜(秋)

意味:お堂の前で誰かが食べ捨てたスイカの皮が落ちている。

俳句仙人
昔は遠距離を歩いて移動する人たちがお堂の前などで一休みして、西瓜を頬張ったのでしょう。

 

【NO.3】正岡子規

『 桃売りの 西瓜食ひ居る 木陰かな 』

季語:西瓜(秋)

意味:木陰で桃売り人が西瓜を食べている。

俳句仙人
桃を売る人は行商(歩きながら売ること)であり喉がすごく渇いていたのでしょう。売り物を食べるわけにはいかないので持っていた(もらった?)西瓜を食べています。

 

【NO.4】稲畑汀子

『 赤き目の 西瓜提灯 瞬きぬ 』

季語:西瓜提灯(夏)

意味:赤い目のような西瓜提灯が瞬いているように見える。

俳句仙人
昔は西瓜をくり抜いて提灯がわりに使っていたのです。火の赤色を「赤き目」と捉え「瞬き」に繋げています。とても素敵な句です

 

【NO.5】稲畑汀子

『 十人の 集まれば切る 西瓜かな 』

季語:西瓜(秋)

意味:十人集まったから西瓜を切ってみんなで食べる。

俳句仙人
十人くらい集まったら「それじゃみんなで西瓜を食べようか」となりますが、2、3人だとなかなかそうはなりにくいです。あるあるですね。

 

【NO.6】日野草城

『 両断の 西瓜たふるる 東西に 』

季語:西瓜(秋)

意味:西瓜を真っ二つに切ったら東と西に倒れた

俳句仙人
切った瞬間のパカ!ゴロン、という映像が浮かんできます。

 

【NO.7】森鴎外

『 一口に 歯かたゆゆしき 西瓜哉 』

季語:西瓜(秋)

意味:一口にかぶりついた西瓜に歯型が大きくついてしまった。

俳句仙人
「歯かた」が「ゆゆしき」です。この「由々しい」は程度が甚だしいという意味です。

 

【NO.8】高野素十

『 人中に 西瓜提灯 ともし来る 』

季語:西瓜提灯(夏)

意味:人混みの中、西瓜で作った提灯をともしながら来た。

俳句仙人
西瓜の中身をうまくくり抜いて提灯を作ったのでしょう。持っているだけでも楽しそうですね。

 

【NO.9】高浜虚子

『 人顔の 西瓜提灯 ともし行く 』

季語:西瓜提灯(夏)

意味:人の顔のように掘った西瓜提灯をともして行った。

俳句仙人
これも西瓜提灯なのでしょうが、こちらは人の顔のように彫ったスイカのようです。

 

【NO.10】中拓夫

『 汗拭いて 顔ほのぼのと 西瓜食ふ 』

季語:西瓜(秋)

意味:汗を拭きながら嬉しい顔して西瓜を食べている。

俳句仙人
「ほのぼの」がいい味を出しています。「美味しい!」と嬉しそうに食べている顔が思い浮かべられて、こちらまでほのぼのしてしまいます。

 

季語「スイカ(西瓜)」を使った俳句作品集【30選】

スイカ, フルーツ, 韓国, 食糧, おいしいスイカ, 次の式, 夏の日, デザート

 

ここからは、一般の方が作った俳句作品を紹介していきます。

 

「スイカ割り(夏の季語)」と「スイカ(秋の季語)」を分けて、それぞれ15句ずつ紹介しています。

 

リス先生
上手な俳句がたくさんそろっているから、ぜひ俳句作りの参考にしてみてね!

 

季語「スイカ割り」を使った俳句集

「ac 写真 スイカ割り」の画像検索結果

 

【No.1】

バラバラに なりすぎ食べず スイカ割り 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカ割りで細かく割れすぎたものは食べられない。

俳句仙人
確かに細かくなりすぎると食べられませんね。次は綺麗にパカーンと2分割でお願いします。

 

【No.2】

スイカ割り 海の響きを 聞きながら 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:浜辺で海の響きを聞きながらスイカ割りをした。

俳句仙人
これも浜辺でのスイカ割りシーンです。どこに焦点を置くかで違った表現ができそうです。

 

【No.3】

剣豪の 真似してスイカ 割りにけり 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカ割りで剣豪の真似をしてポーズをつけて割った。

俳句仙人
時代劇か、某アニメの影響でしょうか。剣豪になりきって、もし外してもかっこよく立ち去ると良いですね。

 

【No.4】

スイカ割り スイカたたかず 人たたく 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカ割りの時に狙ったはずのスイカではなく人を叩いてしまった。

俳句仙人
思わず笑ってしまいますが、とても危険な行為なのでみんなやらにように!

 

【No.5】

やっと割れ 冷やしたスイカも あつくなり 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:割れるまでに時間がかかり、冷やしがはずのスイカが熱くなってしまっていた。

俳句仙人
意外と目隠しをして狙うのは難しい…。熱くなってしまってもみんなで食べれば美味しく感じたでしょう。

 

【No.6】

目隠しの 隙間でねらう スイカ割り 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:目隠しの隙間からかすかに見えるスイカをねらった。

俳句仙人
隙間から見てはダメです!必死にねらっている姿が思い浮かんで微笑ましく感じさせてくれます。

 

【No.7】

スイカ割り 聞こえる応援 波の音 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカ割りとしている時に応援の声の他に波の音も聞こえてくる。

俳句仙人
「海」とは言っていませんが、浜辺で楽しんでいる様子がわかるようになっています。すばらしい表現力です。

 

【No.8】

前の子が 当ててがっかり スイカ割り 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:次は自分の番だったのに前の子がスイカを割ってしまって残念だった。

俳句仙人
ああ、これはしょうがない状況ですね…。残念な気持ちを素直に詠んでいるかわいらしい一句です。

 

【No.9】

スイカ割り 熱いビーチで 食べまくり 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:熱いビーチでスイカ割りとしてたくさん食べまくった。

俳句仙人
暑いからこそ熱いビーチで食べるスイカは一層美味しく感じます。食べ過ぎてお腹を壊しませんように…。

 

【No.10】

スイカ割り 狙いをさだめ 振り下ろす 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカ割りの最後の瞬間、ここだと狙いを定めて振り下ろした。

俳句仙人
周りからの「そこだーいけー」の声とともに振り下ろす瞬間が目に浮かんできます。臨場感のある一句です。

 

【No.11】

『 犬はすぐ 近づいてくる スイカ割り 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:犬はすぐ近づいてくるスイカ割りだ。

俳句仙人
犬がスイカ割りをしている最中に近寄ってくる様子を詠んだ句です。犬がいるということは自宅の庭で楽しんでいるのでしょうか。

【No.12】

『 スイカ割り 地面を割って やいのやんや 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカ割りだ。スイカではなく地面を割ってやいのやんやと盛り上がっている。

俳句仙人
「やいのやんや」というあれこれ言い合っている表現がユニークな一句です。気合いを入れて振り下ろした棒が地面を割って盛り上がっています。

【No.13】

『 スイカ割り!! Excelで書く 回覧板 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:「スイカ割り!!」とExcelで書いている回覧板だ。

俳句仙人
町内会などでスイカ割りのイベントを計画しているのでしょう。Excelでお知らせを作っている様子を詠んでいます。

【No.14】

『 西瓜割る 子どもの歩み 確かなり 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカを割ろうとする子供の歩みが確かである。

俳句仙人
スイカに向かってしっかりと歩いていく子供の姿を詠んだ句です。見えていないはずなのにスイカが割れそうな雰囲気が漂っています。

【No.15】

『 スイカ割り まちがえたふり あいつへと 』

季語:スイカ割り(夏)

意味:スイカ割りで、間違えた振りをしてあいつへと…。

俳句仙人
「あいつへと」と止まっているところが想像を膨らませる一句です。詠んでいる人との関係性によって何をしようと考えているのか変わってきます。

 

季語「スイカ」を使った俳句集

スイカ, フルーツ, 女性, 手, 人, 保持, スライス, カット, 熟した, 夏, 新鮮な

 

【No.1】

スーパーの 切ったスイカは 笑顔だね 』

季語:スイカ(秋)

意味:スーパーで並んでいる切られたスイカたちの形が笑顔に見える。

俳句仙人
カットされたスイカがニコッと笑った口の形に見えることによく気がついたのう!

 

【No.2】

じいちゃんの スイカ最高 また来るね 』

季語:スイカ(秋)

意味:おじいちゃんが作ったスイカは最高に美味しいよ。また来るから食べさせてね。

俳句仙人
夏休みに遊びにいったおじいちゃん家での一幕じゃろうか。そう言われたおじいちゃんは次も張り切って作ってしまうぞぉ。

 

【No.3】

スイカ食べ タネを飛ばして 笑い合う 』

季語:スイカ(秋)

意味:一緒に食べながらスイカのタネを飛ばし合って笑ったよ。

俳句仙人
スイカのタネ飛ばしは外でしかできんが、やってみると意外にとても面白いぞぉ。みんなもやってみるのじゃ。

 

【No.4】

畑から スイカを投げり おじいちゃん 』

季語:スイカ(秋)

意味:おじいちゃんが畑からスイカを放り投げてきた。

俳句仙人
元気なおじいちゃんじゃな~。落ちて割れないかドキドキじゃ。

 

【No.5】

天を指す 三角切りの スイカかな 』

季語:スイカ(秋)

意味:三角の形に切られたスイカのてっぺんは天を指しているようだ。

俳句仙人
キリッと天を指せるほどきれいな三角に切れたんじゃなぁ。壮大な俳句になっておるのう。

 

【No.6】

いい音ね スイカを叩き おばあちゃん 』

季語:スイカ(秋)

意味:おばあちゃんが美味しさを見るためにスイカを叩いていい音ねと言っている。

俳句仙人
おばあちゃんは音で味を見極められるのじゃな。うらやましいスキルじゃ。

 

【No.7】

恒例の タネ飛ばしけり スイカかな 』

季語:スイカ(秋)

意味:毎年恒例になっているスイカの種飛ばしをやった。

俳句仙人
タネを飛ばしながら食べることができる環境に感謝するのじゃ。

 

【No.8】

庭に出て スイカ食べつつ 星見上げ 』

季語:スイカ(秋)

意味:夜の庭に出てスイカを食べながら星を見上げた。

俳句仙人
いいのう~、お庭でスイカを頬張りながらみんなで星を見上げて、タネも飛ばしている光景がしっかり頭に浮かんでくるのう。すばらしい表現力じゃ。

 

【No.9】

スイカ汁 出さない食べ方 自慢して 』

季語:スイカ(秋)

意味:スイカの汁をいかに出さずに食べられるかを自慢しあっている。

俳句仙人
スプーンで食べるとスイカの汁がたくさん出てくる。いかに綺麗に食べきれるかの勝負じゃな。ほほえましい句じゃ。

 

【No.10】

スイカ食べ お腹がたっぷん たっぷんよ 』

季語:スイカ(秋)

意味:スイカを食べたら水分が多すぎてお腹がたっぷんたっぷんになってしまった。

俳句仙人
あるあるじゃな~。スイカは90%が水分じゃから、食べすぎると「お腹がたぷたぷ!」になってしまう。みんなは気を付けるように!

 

【No.11】

『 立秋に 今年二度目の 西瓜食む 』

季語:立秋(秋)/ 西瓜(秋)

意味:立秋の日に今年二度目のスイカを食べる。

俳句仙人
立秋という秋の始まりの日にスイカを食べるという、どこか歳時記を意識した一句です。スイカといえば夏というイメージですが、俳句の世界では秋の季語になります。

【No.12】

『 スイカ来る 祖母の優しさ 甘赤し 』

季語:スイカ(秋)

意味:スイカが届いた。祖母の優しさは甘くて赤いのだ。

俳句仙人
祖母の家からスイカが送られてきた時の一句です。甘くて赤いものが祖母の優しさなのだと喜んでいる様子を詠んでいます。

【No.13】

『 足の裏 スイカの種の へばりつく 』

季語:スイカ(秋)

意味:足の裏にスイカの種がへばりついている。

俳句仙人
スイカの種を飛ばしていたのでしょうか、足の裏に種がついてしまった様子を詠んだ句です。廊下に落ちた種を踏んでしまったのか、想像が膨らみます。

【No.14】

『 ニワトリへ スイカのタネを とばしつつ 』

季語:スイカ(秋)

意味:ニワトリに向かってスイカの種を飛ばしつつ食べている。

俳句仙人
庭にニワトリがいる家での一句です。そちらに向かって種を飛ばしながらスイカを食べている様子を詠んでいます。

【No.15】

『 夕映えの 小玉スイカに 塩をふる 』

季語:スイカ(秋)

意味:夕方に映える色の小玉スイカに塩を振って食べる。

俳句仙人
夕方のオレンジに映えるスイカに塩を振って食べるという作者のこだわりの一句です。塩を振ると甘くなると言いますが、実際にやってみた人も多いのではないでしょうか。

 

以上、季語「スイカ」を使ったオススメ俳句集でした!

 

 

俳句仙人
「スイカ割り(夏)」と「スイカ(秋)」…どちらもそれだけで季語ですから、あとは状況や気持ちを繋げればOKです。

リス先生
最近は丸いまま購入することも、スイカそのものを食べることも少なくなったかもしれないけど、ぜひ今年の夏はスイカを頬張りながら一句チャレンジしてみてね!

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