有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【木啄も庵はやぶらず夏木立】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2021年6月30日 五・七・五のわずか十七音に心情や風景を詠みこむ「俳句」。 数秒で詠み手の感動や意図を伝えることができ、最近では誰でも気軽に始めることができる趣味のひとつともなっています。 今回は、有名句の一つという句をご紹介します。 雲巌寺 大田原市黒羽雲岸寺 芭蕉 おくの細道の中の句「木啄も庵はやぶらず夏木立」の句碑がありま...
有名俳句の解説 春の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【草の戸も住み替はる代ぞ雛の家】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2021年6月30日 五・七・五のわずか十七音に心情や風景を詠みこむ「俳句」。 詠み手の心情や背景に思いをはせて、いろいろと想像してみることも俳句の楽しみのひとつかもしれません。 今回は、有名俳句の一つという句を紹介していきます。 芭蕉庵=芭蕉は「おくのほそ道」の旅へ出発する前月、9年間住んだここの芭蕉庵を人に譲り、採荼庵に転居して...
有名俳句の解説 夏の有名俳句与謝蕪村 【五月雨や大河を前に家二軒】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2021年6月24日 五・七・五のわずか十七音に心情や風景を詠みこむ「俳句」。 十七音から詠み手の感じたこと、想ったことを想像し味わうことができるのも俳句の楽しさのひとつです。 今回は、与謝蕪村のという句を紹介していきます。 五月雨や 大河を前に 家二軒 与謝蕪村 #夏の俳句#与謝蕪村 pic.twitter.com/gFPl6eM...
有名俳句の解説 夏の有名俳句森澄雄 【鳴門見て讃岐麦秋渦をなす】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月25日 俳句は十七音を活かすために、様々な工夫を凝らします。言葉の選定や独特な表現を使うことで、読み手が想像を巡らせます。 日本には、これまでに多くの俳人によって詠まれた作品が今尚残されています。 今回は数ある名句の中からという句をご紹介します。 ◇鳴門の渦潮◇ 徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある鳴門海峡で発生す...
有名俳句の解説 秋の有名俳句高野素十 【食べてゐる牛の口より蓼の花】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月24日 俳句は十七音を活かすために、様々な工夫を凝らします。言葉の選定や独特な表現を使うことで、読み手が想像を巡らせます。 日本には、これまでに多くの俳人によって詠まれた作品が今尚残されています。 今回は数ある名句の中からという句をご紹介します。 #俳句 #書 #蓼 食べている 牛の口より 蓼の花 高野 素十 蓼→たで...
有名俳句の解説 夏の有名俳句三橋鷹女 【口中一顆の雹を啄み火の鳥や】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月24日 日本には、著名な俳人によって数多くの俳句が残されています。 その中には、おとぎ話しのようなシーンを扱った作品がいくつかあります。 今回ご紹介するもその中の1つです。 口中一顆の雹を啄み 火の鳥や pic.twitter.com/n2Z3TUPdGm — 青い(井)ねまき🏴...
有名俳句の解説 夏の有名俳句橋本多佳子 【乳母車夏の怒涛によこむきに】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月23日 古くから日本人に親しまれてきた俳句。 現代でも口語体で詠まれた作品や、有季定型にとらわれず自由なスタイルで表現する自由律俳句など、現代を生きる人々にも受け入れられています。 今回は、大正から昭和にかけて活躍した女流俳人・橋本多佳子の作であるという句をご紹介します。 俳句の「乳母車夏の怒涛によこむきに」って...
有名俳句の解説 夏の有名俳句水原秋桜子 【麦秋の中なるが悲し聖廃墟】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月23日 俳句が大勢の方に共感されるのは、再現性にあると言われています。 作者の感じたものがどのようなものであったか、読み手が句から様々な角度で想像できるということです。 その中でもは悲しさが伝わる句として知られています。 浦上天主堂 「麦秋の 中なるが悲し 聖廃墟」水原秋桜子 pic.twitter.com/Aglbk...
有名俳句の解説 冬の有名俳句金子兜太 【暗黒や関東平野に火事一つ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月23日 五七五のわずか17音で綴られた短い詩「俳句」。 「俳句」と聞くと、敷居が高く、気後れしてしまう方も少なくありません。しかし、「俳句」はもともと庶民の生活に密着し、人々にとても身近に親しまれていた文芸の一つです。 今回は、日本人であれば知っておきたい現代の名句をご紹介します。 用事で風の吹き荒ぶ地方へ出掛けた昨日...
有名俳句の解説 秋の有名俳句与謝蕪村 【鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月23日 「俳句」は、わずか17音という短さが最大の特徴であり魅力です。 最近では「Haiku」として日本語以外の言葉でも詠まれるなど、世界中の人々から愛されています。 今回は、江戸時代中期に活躍した俳人・与謝蕪村の作という句をご紹介します。 鳥羽殿へ 五六騎いそぐ 野分かな(与謝蕪村) #俳句 pic.twitte...
有名俳句の解説 無季俳句自由律俳句金子兜太 【銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月22日 わずか17音で描かれる世界観が美しい「俳句」。 日本が生み出した芸術ですが、今や世界中の人々から愛され、親しまれています。 今回は、日常生活の情景を詠んだ句という句をご紹介します。 おはようございます🍁#勤労感謝の日 『銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく』 金子兜太 今となっては懐かしい昭和のエリ...
有名俳句の解説 冬の有名俳句松本たかし 【とつぷりと後ろ暮れゐし焚火かな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月22日 わずか17音で描かれる世界観が美しい「俳句」。 日本が生み出した芸術ですが、今や世界中の人々から愛され、親しまれています。 今回は、大正から昭和にかけて活躍した俳人・松本たかしの作であるという句をご紹介します。 とつぷりと 後ろに暮れゐし 焚火かな 松本たかし#折々のうたー春夏秋冬ー冬 #松本たかし句集 ...
有名俳句の解説 無季俳句金子兜太 【湾曲し火傷し爆心地のマラソン】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月21日 「俳句」は日本の伝統的な芸能の一つで、いまや世界中で詠まれ、愛されています。 今回は、数ある名句の中から金子兜太のという句をご紹介します。 湾曲し火傷し爆心地のマラソン (金子兜太) 季語がない、破調だ、など色々言われたらしい。けど季語というなら、爆心地がすでに紛れも無い真夏の季語。 句跨りを視野に入れれば明ら...
有名俳句の解説 松尾芭蕉奥の細道 【かねて耳驚かしたる二堂開帳す】の意味や詠まれた背景・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月21日 「世界一短い詩」といわれている日本の伝統芸能「俳句」。 感じたことや日常の風景を五七五の17音で表現する俳句は鑑賞して楽しむだけでなく、誰もが簡単に作ることができる身近な文芸です。 今回は、松尾芭蕉のというおくのほそ道(平泉)の一節をご紹介します。 かねて耳驚かしたる二堂開帳す 経堂は三将の像を残し 光堂...
有名俳句の解説 冬の有名俳句黛まどか 【待ちし一枚その中にあり年賀状】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月21日 日本には、現代の俳人によって詠まれた作品がたくさんあります。 その中には、季節特有の行事の中で感じた心情をテーマにした作品も多く存在します。 今回は、数ある名句の中からという句をご紹介します。 待ちし一枚その中にあり年賀状か!!!!! — エリオット (@ali_o_alio) October 11, 2012...
有名俳句の解説 夏の有名俳句黛まどか 【旅終へてよりB面の夏休】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2020年1月20日 「俳句」は、日本の伝統的な文芸でありつつも、常に革新と進化を続けています。令和の現代でも俳句をたしなむ人、鑑賞する人は増える一方です。 時代ごとの世相に合わせて俳句も変わり続けていますが、名句と呼ばれる句はすぐれた文学としての普遍性を持ち、多くの人々に衝撃を与えたり、共感を得たりしています。 今回は数ある名句の中...