わずか17音で描かれる世界観が美しい「俳句」。 日本が生み出した芸術ですが、今や世界中の人々から愛され、親しまれています。 今回は、日常生活の情景を詠んだ句という句をご紹介します。 おはようございます🍁#勤労感謝の日 『銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく』 金子兜太 今となっては懐かしい昭和のエリ...
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無季俳句の記事一覧
「俳句」は日本の伝統的な芸能の一つで、いまや世界中で詠まれ、愛されています。 今回は、数ある名句の中から金子兜太のという句をご紹介します。 湾曲し火傷し爆心地のマラソン (金子兜太) 季語がない、破調だ、など色々言われたらしい。けど季語というなら、爆心地がすでに紛れも無い真夏の季語。 句跨りを視野に入れれば明ら...
俳句とは、季語と五七五の17音の定型を基本とする短い詩のことを指します。 しかし、俳句の中にはこの枠に縛られず、自由に書かれた「自由律俳句」と呼ばれるものがあります。 今回は、自由律俳句の俳人として名高い種田山頭火の作であるという句をご紹介します。 「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」種田山頭火 pic.t...
俳句は十七音で作者の置かれた状況を様々な角度で表現しています。 その中でもという句は作者が置かれた戦争の状況を的確に表現した句として知られています。 やがてランプに戦場のふかい闇がくるぞ 富澤赤黄男 戦場の夜は、闇である。今も昔もそれは変わらないだろう。灯りは標的となり、燃料も有限である。見えない敵から、見えない...
日本には、著名な俳人に詠まれた数多くの俳句が残されています。 その中には、自分の心情をストレートに表現した作品も多いです。 今回は、数ある名句の中から高柳重信の句をご紹介します。 きみ嫁けり 遠き一つの 訃に似たり 高柳 重信 You married is like a death note from far ...
俳句は詠まれた時代を表現していると言われています。 なかでも戦争を題材にした銃後俳句というジャンルがあるのをご存知の方はいらっしゃるでしょうか。 その銃後俳句の中にという有名な句があります。 【 戦争が廊下の奥に立つてゐた by 渡辺白泉 (1939) 】...こういう感覚を詠むには、無季の方が引き立つのかもし...
俳句は決まりごとが多く、一見覚えることが多そうに感じる方もいらっしゃると思います。 しかし、俳句の中にはルールに縛られず感情や情景を率直に表現した「自由律俳句」と呼ばれるものもあります。 例えば…今回ご紹介するという句も自由律俳句の一つです。 午後、突然の豪雨に遭遇。 雨宿りでやり過ごす。 夕立や お地蔵...
「世界一短い詩」といわれている俳句。 五七五のわずか17音で表現される世界観は、世界中の人々から高く評価されています。 今回は、明治時代から大正時代にかけて活躍した俳人・尾崎放哉の作であるという句をご紹介します。 こんなよい月を一人で見て寝る 尾崎放哉 pic.twitter.com/GF7WjLKA —...
俳句と聞くと「難しい要素を使う必要がある」と思う方もいらっしゃると思います。 しかし、実際に作られた俳句の中には、シンプルに心境を伝えている有名な句もあります。 今回はご紹介するという句は自由律俳句の名句として知られています。 どうしようもないわたしが歩いている #遺跡で俳句 #遺跡と山頭火 pic.twitt...
俳句と言えば、「5・7・5」のスタイルと季語を入れて詠むことが一般的です。 ですが、日本にはこの型にとらわれないスタイルの作品が数多く残されています。 今回は数ある名句の中からという種田山頭火の句をご紹介します。 "Llovizna de otoño adentrándose en la montaña don...
俳句は決まりごとが多く、一見覚えることが多そうに感じる方もいらっしゃると思います。 しかし、俳句の中にはルールに縛られず感情や情景を率直に表現した「自由律俳句」と呼ばれるものもあります。 例えば…今回ご紹介するという句も自由律俳句の一つです。 まっすぐな道でさみしい pic.twitter.com/hBeC8S...
日本には先人に詠まれた有名な俳句が数多く残されています。 それらの作品の中には、自分の生き様を題材にした俳句があります。 今回は、数ある名句の中からという種田山頭火の句をご紹介します。 うしろすがたのしぐれてゆくか(種田山頭火) #メジロ #寫眞倶楽部 #アイコン変えました pic.twitter.com/4q...
俳句は決まりごとが多く、一見覚えることが多そうに感じる方もいらっしゃると思います。 しかし、俳句の中には「自由律俳句」と呼ばれる感情や情景を率直に表現した句があります。 例えば…今回ご紹介するという句も自由律俳句の一つです。 「いれものがない 両手でうける」庵の句碑。 pic.twitter.com/eb9dR...
俳句と聞くと深い知識を持って句の解釈をするものと感じる方が大勢いらっしゃると思います。 実際に知っておいたほうが良い決まりもありますが、俳句の中でも決まりを抜け出した自由律俳句は読むだけで伝わってくる魅力があります。 特に尾崎放哉のは自由律俳句の代表としても取り上げられる句です。 熱は引いた、喉の痛みも引いてき...
昭和に活躍した俳人「鈴木ゆすら」。 彼は第二次世界大戦後ソ連軍の捕虜となり、過酷な収容所生活を送った経験があります。 今回はその体験を詠んだ句をご紹介します。 本記事では、「捕虜冷えぬ五体の火種皆絶えて」の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 「捕...
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