有名俳句の解説 夏の有名俳句夏目漱石 【叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞など徹底解説!! 2019年12月19日 明治時代に活躍した偉人「夏目漱石」。 漱石といえば文学作品が先に思い浮かぶ方が多いと思いますが、じつは俳句をたくさん読んでいます。 今回は、漱石が詠んだ句の中でも特に有名なという句をご紹介します。 叩かれて 昼の蚊を吐く 木魚かな(夏目漱石) #俳句 pic.twitter.com/BLE2cHHjbS — i...
有名俳句の解説 夏の有名俳句中村草田男 【はまなすや今も沖には未来あり】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月19日 五・七・五の十七音で、自然の雄大さも繊細さも、人間のこころの複雑な機微も情感豊かに歌い上げる「俳句」。 研ぎ澄まされた感覚で、選び抜かれた言葉を使って表現された句は、芸術作品として高く評価されています。 今回は数ある名句の中から、人間追求派の俳人と言われた中村草田男のという句をご紹介します。 ある日のハマ...
有名俳句の解説 夏の有名俳句大木あまり 【木の揺れが魚に移れり半夏生】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月19日 昭和から今もなお活躍している俳人「大木あまり」。 彼女は鋭敏な感性と豊かな抒情が魅力の優れた女性俳人です。 今回は数多くある名句の中でも特に人気のあるという句をご紹介します。 #俳句 木の揺れが 魚に移れり 半夏生 ( 大木あまり ) pic.twitter.com/JITKB14z4f — YAM...
有名俳句の解説 夏の有名俳句芥川龍之介 【青蛙おのれもペンキぬりたてか】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 俳句は誰でも気軽に始められるものとして有名ですね。 そんな俳句ですので、意外な人が俳句を雑誌に投稿していたりすることをご存知でしょうか? 実は「羅生門」「鼻」などで有名な芥川龍之介もその一人です。 龍之介はという句を発表し、高いセンス力で有名です。 青蛙 おのれもペンキ ぬりたてか 芥川龍之介 pic.twi...
有名俳句の解説 夏の有名俳句河合曾良 【卯の花に兼房見ゆる白毛かな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 江戸時代に活躍して、いまなお絶大な人気を誇る俳人「松尾芭蕉」。 旅を愛した芭蕉は日本の各地を旅し、多くの句を詠みました。親しまれている多くの句には句碑となっているものも多くあります。 芭蕉の著書のなかでも、門人・河合曾良とともに奥州、北陸道を旅してまとめた俳諧紀行文「おくのほそ道」はファンも多く、芭蕉の足跡を訪ね...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【あらたふと青葉若葉の日の光】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月17日 江戸時代、俳諧や発句の芸術性を高めたといわれるのがあの有名なです。 旅をしながら句を詠み、旅行記と詠句をまとめた俳諧紀行文を多く執筆しました。 その中でも有名なものは「おくのほそ道」です。江戸から奥州を目指し、北陸をまわって岐阜の大垣にいたるまでの道中を俳諧紀行文でまとめ上げたものです。 今回はこの「おくのほそ...
有名俳句の解説 夏の有名俳句山口誓子 【ピストルがプールの硬き面にひびき】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月16日 うつろう四季の美しさ、自然の見せる絶景、日々の心の揺らぎなどを短い言葉で詠みこむ俳句。 数多くの句が詠まれ、鑑賞され、愛されていますが、名句と呼ばれる句は文学としても非常に優れた価値を持っています。 今回はそんな数ある俳句の中でも有名なという山口誓子の句をご紹介します。 ピストルが プールの硬き 面にひびき 山...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【五月雨を降り残してや光堂】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月16日 明治期の正岡子規らに影響を与えた江戸時代の有名俳人「松尾芭蕉」。 松尾芭蕉は旅を愛し、旅行記とその時に詠んだとされる句をまとめた俳諧紀行文を多く書き残しています。 そのなかで最も有名なのが「おくのほそ道」。芭蕉と弟子の河合曾良との江戸から東北・北陸を回り、岐阜の大垣までの旅の記録です。 今回はこの「おくのほそ道...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【暑き日を海にいれたり最上川】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月16日 「俳聖」との呼び名も高い、江戸時代の俳人「松尾芭蕉」。 芭蕉の作風は「蕉風」と言われ、後進の俳人のお手本となりました。 そんな芭蕉の文学の最高傑作が、江戸から東北、北陸を踏破して岐阜の大垣に至るまでの旅をまとめた俳諧紀行文「おくのほそ道」です。 国語の教科書でも取り上げられ、広く親しまれている作品です。 今回...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【田一枚植えて立ち去る柳かな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月15日 江戸時代の有名な文学者と言えば真っ先に名前が挙がるのが松尾芭蕉。 その松尾芭蕉のもっとも有名な書と言えば、「おくのほそ道」ではないでしょうか? 「おくのほそ道」は、芭蕉が弟子の曾良と江戸を出て東北・北陸を回り、岐阜の大垣までを旅した時の記録と句を書き留めたものです。 今回はこの「おくのほそ道」で詠まれた一句、を...
有名俳句の解説 夏の有名俳句高浜虚子 【白牡丹といふといへども紅ほのか】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!! 2019年12月11日 明治から大正、昭和を活躍した俳人「高浜虚子」。 彼は、明治~江戸時代までの俳諧や連句から近代文学としての俳句を確立しようとした「正岡子規」の高弟にして、子規亡き後師の遺志をつぎ、日本の俳壇の中心人物として活躍した人物です。 今回はそんな高浜虚子のという句をご紹介します。 紅がほのかに息づいている寒牡丹。虚子...
有名俳句の解説 夏の有名俳句pickup山口素堂 【目には青葉山ほととぎす初鰹】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月11日 江戸時代から続く日本の文学「俳句」。 俳句には純粋に美しい情景を切り取ったものもあれば、読み手に様々な感覚を思わせるものもあります。 今回ご紹介することわざにもなっているは後者のタイプとして知られる句です。 青紅葉♪ 目に青葉 山ほととぎす 初がつお(山口素堂)、とつい口をついて出てくるような新緑。気持ちいい〜...
有名俳句の解説 夏の有名俳句正岡子規 【紫陽花や昨日の誠今日の嘘】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月11日 五・七・五の十七音で情景や気持ちを表現する「俳句」。 古典文学の時代に源流を持ち、現代でも多くの愛好家のいる日本の文芸の一つです。 今回は近代俳句の祖と言える正岡子規のという句をご紹介します。 庭の紫陽花が咲いていました。 「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」 正岡子規 pic.twitter.com/gncr...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道pickup 【夏草や兵どもが夢の跡】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月11日 五・七・五のわずか十七音に詠み手の心情や風景を詠みこむ「俳句」。 この十七音を極め、民衆文芸だった俳諧を芸術の域にまで高めたのが、かの有名な俳人「松尾芭蕉」です。 芭蕉が残した名句は数多くありますが、今回はその中でも有名なという句を紹介していきます。 \今日は #旅の日 / 松尾芭蕉が奥の細道へ出発した日とか。...
有名俳句の解説 夏の有名俳句小林一茶 【やれ打つな蝿が手をすり足をする】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月8日 俳句といえば、最近ではテレビでも目にすることが多くなりました。芸能人が俳句を詠み、いかに表現豊かか採点する番組もあります。 そうした教養の深さを重視する俳句もあれば、大勢の人に親しまれる句もあります。 今回は、大勢の人に親しまれる句、その中でも特にユニークで有名なという句をご紹介します。 〜やれ打つな 蝿が 手...
有名俳句の解説 夏の有名俳句与謝蕪村 【夕立や草葉をつかむむら雀】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月8日 俳句は、令和となった現代でも愛好家の多い詩歌です。 俳句を実際にたしなむ人はもちろん、鑑賞するだけの人もたくさんいらっしゃると思います。 普段さほど俳句に興味がないという人でも、名句ともなればおのずと記憶に刻み込まれている句がいくつかはあるでしょう。 今回は与謝蕪村の有名な一句、をご紹介します。 夕立や ...