有名俳句の解説 冬の有名俳句加藤楸邨 【木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 昭和から平成の初めころまで活躍した俳人「加藤楸邨」。 自己の懊悩や葛藤、社会や人々の生活へのまなざしを俳句に詠み込み、幅広い作風の句を詠んだ俳人です。 今回はそんな加藤楸邨の俳句の中でも特に有名なという句をご紹介します。 木の葉ふりやまず いそぐないそぐなよ 加藤楸邨 #折々のうたー春夏秋冬ー秋#起伏#加藤...
有名俳句の解説 冬の有名俳句小林一茶 【うまさうな雪がふうはりふわりかな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 この世に存在する最も短い詩「俳句」。 わずか17音で物語つづる俳句は日本を飛び出し、今や世界中の人々から愛される芸術の一つです。 今回は数多くある名句の中でもという小林一茶の句をご紹介します。 ❄❄❄❄❄❄❄&...
有名俳句の解説 夏の有名俳句芥川龍之介 【青蛙おのれもペンキぬりたてか】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 俳句は誰でも気軽に始められるものとして有名ですね。 そんな俳句ですので、意外な人が俳句を雑誌に投稿していたりすることをご存知でしょうか? 実は「羅生門」「鼻」などで有名な芥川龍之介もその一人です。 龍之介はという句を発表し、高いセンス力で有名です。 青蛙 おのれもペンキ ぬりたてか 芥川龍之介 pic.twi...
有名俳句の解説 夏の有名俳句河合曾良 【卯の花に兼房見ゆる白毛かな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 江戸時代に活躍して、いまなお絶大な人気を誇る俳人「松尾芭蕉」。 旅を愛した芭蕉は日本の各地を旅し、多くの句を詠みました。親しまれている多くの句には句碑となっているものも多くあります。 芭蕉の著書のなかでも、門人・河合曾良とともに奥州、北陸道を旅してまとめた俳諧紀行文「おくのほそ道」はファンも多く、芭蕉の足跡を訪ね...
有名俳句の解説 秋の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【むざんやな甲の下のきりぎりす】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 江戸時代、俳句の芸術性を高めたといわれるのがあの有名な「松尾芭蕉」です。 旅をしながら句を詠み、旅行記と詠句をまとめた俳諧紀行文を多く執筆しました。 特に東北や北陸を旅してまとめた俳諧紀行「おくのほそ道」は芭蕉の最高傑作ともいわれます。 今回はこの「おくのほそ道」に集録されているという句をご紹介します。 「奥...
有名俳句の解説 冬の有名俳句鷹羽狩行 【日と月のごとく二輪の寒牡丹】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月18日 昭和時代から現代まで活躍した俳人「鷹羽狩行」。 彼の作風は知的描写に独自の叙情性を加えたもので、新しい世代を担う俳人として期待を受けた人物です。 今回は彼の句の中からという句をご紹介します。 完成。 タイトル『日と月の ごとく二輪の 寒牡丹』 pic.twitter.com/zh3k7DiNBT — も (...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【あらたふと青葉若葉の日の光】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月17日 江戸時代、俳諧や発句の芸術性を高めたといわれるのがあの有名な「松尾芭蕉」です。 旅をしながら句を詠み、旅行記と詠句をまとめた俳諧紀行文を多く執筆しました。 その中でも有名なものは「おくのほそ道」。江戸から奥州を目指し、北陸をまわって岐阜の大垣にいたるまでの道中を俳諧紀行文でまとめ上げたものです。 今回はこの「お...
有名俳句の解説 春の有名俳句中村汀女 【外にも出よ触るるばかりに春の月】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月17日 古来より受け継がれてきた伝統文芸の一つである「俳句」。 俳句と聞けば、高尚で難解なイメージがあり、老人が楽しむ趣味と敬遠する方もいらっしゃるでしょう。 名句と呼ばれる中にも、身のまわりにある風物をわかりやすい表現で詠んだ名句が数多く残されています。 今回はそんな名句の中でもという中村汀女の句をご紹介します。 ...
有名俳句の解説 秋の有名俳句山口誓子 【突き抜けて天上の紺曼珠沙華】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月17日 大正から平成の時代に活躍した俳人「山口誓子」。 彼は即物非情・知的構成と言われる作風を確立していった人物でありましたが、晩年は客観描写を強調していきました。 今回はそんな彼の詠んだ句の中から『自選自解句集』に掲載されているという句をご紹介します。 突き抜けて天上の紺曼珠沙華 pic.twitter.com/...
有名俳句の解説 春の有名俳句小林一茶 【めでたさも中くらいなりおらが春】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文など徹底解説!! 2019年12月17日 江戸の三大俳人として「松尾芭蕉」「与謝蕪村」と並び称される「小林一茶」。 一茶が詠んだものは、俗語や方言を交えて庶民の生活感情を表現したものが多く、主観的な句が特徴です。 一茶が生涯で残した俳句の数は約2万句以上とも言われていますが、今回は、その中でも誰もが一度は聞いたことがあるという句をご紹介します。 今日で...
有名俳句の解説 秋の有名俳句上島鬼貫 【行水の捨てどころなし虫の声】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月17日 日本には有名な俳人に詠まれた、優れた作品が数多く残されています。 それらの俳句は、今になっても多くの人達に親しまれているのです。 今回はそんな名句の中でもという日本らしい情緒さが伝わってくる作品をご紹介します。 「行水の 捨てどころなし 虫の声」(上島鬼貫)行水が分からない時代と聞きましたが説明は省きます。(雑...
有名俳句の解説 秋の有名俳句正岡子規 【柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月17日 日本の近代の俳句は、明治時代の俳人、正岡子規に始まります。 江戸時代の松尾芭蕉や与謝蕪村の俳諧、発句に親しみ、研究し、俳句の革新運動を精力的に進めた人物です。 生涯に20万ともいわれる句を詠んだ子規の作品の中で、一番有名だともいわれる句 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺~♬♫ ~法隆寺の茶店に憩ひて~ 自宅で生ったと...
有名俳句の解説 夏の有名俳句山口誓子 【ピストルがプールの硬き面にひびき】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月16日 うつろう四季の美しさ、自然の見せる絶景、日々の心の揺らぎなどを短い言葉で詠みこむ俳句。 数多くの句が詠まれ、鑑賞され、愛されていますが、名句と呼ばれる句は文学としても非常に優れた価値を持っています。 今回はそんな数ある俳句の中でも有名なという山口誓子の句をご紹介します。 ピストルが プールの硬き 面にひびき 山...
有名俳句の解説 春の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【しばらくは花の上なる月夜かな】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月16日 江戸時代の歌人「松尾芭蕉」。 「松尾芭蕉」はとても有名な俳人であり、旅をこよなく愛した人物で彼の俳句は自然の美しさやわび・さびを詠み込んだものでした。 今回は数多く詠まれた彼の句の中から、『芭蕉俳句全集』に掲載されているという句をご紹介します。 しばらくは 花の上なる 月夜かな#松尾芭蕉 pic.twitter...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【五月雨を降り残してや光堂】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月16日 明治期の正岡子規らに影響を与えた江戸時代の有名俳人「松尾芭蕉」。 松尾芭蕉は旅を愛し、旅行記とその時に詠んだとされる句をまとめた俳諧紀行文を多く書き残しています。 そのなかで最も有名なのが「おくのほそ道」。芭蕉と弟子の河合曾良との江戸から東北・北陸を回り、岐阜の大垣までの旅の記録です。 今回はこの「おくのほそ道...
有名俳句の解説 夏の有名俳句松尾芭蕉奥の細道 【暑き日を海にいれたり最上川】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! 2019年12月16日 「俳聖」との呼び名も高い、江戸時代の俳人「松尾芭蕉」。 芭蕉の作風は「蕉風」と言われ、後進の俳人のお手本となりました。 そんな芭蕉の文学の最高傑作が、江戸から東北、北陸を踏破して岐阜の大垣に至るまでの旅をまとめた俳諧紀行文「おくのほそ道」です。 国語の教科書でも取り上げられ、広く親しまれている作品です。 今回...